花見の夜はドラフトで
2011年4月17日 TCG全般 いちおう言っときますと、お花見しながらドラフトしたわけじゃありませんよさすがに。しかしあらためて考えてみると、真っ昼間から野外で酒のんで騒いでる集団も真っ昼間から野外で謎のゲーム? に興じてる集団も同じようなものかも・・・ ならば青空ドラフトというのも意外といいものかもしれませんな・・・
さてさてさて、それはさておきこのたびマジック面子とお花見をして、その後ドラフトやらEDHやらで遊んでまいりました。やはり酒というものは夜のむより昼間のむほうが心地よいものでありますな。いやすばらしい。
で久々のドラフトは包囲戦×2、傷跡×1。今年2回目のドラフトになります。つくったデッキはこちら。
クリーチャー 15枚
1 疫病のとげ刺し
1 荒廃のマンバ
1 胆液爪のマイア
1 マイアの種夫
1 嚢胞抱え
1 腐敗狼
1 真鍮の従者
3 肉食いインプ
1 核をうろつくもの
1 腐食獣
1 酸の巣の蜘蛛
2 絡み森の大男
呪文 8枚
1 ミラディンの血気
1 病的な略取
2 暴走の先導
1 病気の拡散
1 銅の甲殻
1 マイアのタービン
1 太陽の宝球
土地 17枚
9 森
8 沼
1ー1肉食いインプからスタートの毒殺デッキ。上家と色も作戦も思い切りかぶってしまったためクリーチャーが足りなくなってますが、そこに暴走の先導を入れてなんとなくごまかしています。除去が1枚しかないのが不安ですがないものはないので駄目な時は諦めるしかありません。では実戦です。
ラウンド1 vs赤白
1本目 相手の土地が詰まって動きが鈍っているうちに毒殺
2本目 相手が山単になって動けないうちに毒殺
ラウンド2 vs緑白赤、2本目から緑白黒
1本目 白ゼニスを2回うたれて致死量のクロックを並べられるも、ぜんぶ土地の手札をブラフで回答カードに偽装させて数ターンやりすごし、とげ刺しを引き込んで毒殺
2本目 序盤森単になってしまい展開が遅れて大ピンチ。チャンプブロック等々で粘りつつ、一縷の望みをかけて暴走の先導を放つもあえなく空振り。打つ手もないのでゼニス対策でいれた記憶殺しで相手のデッキを覗いたのち投了
3本目 ダブルマリガン+沼単のコンボにやられて負け。といっても相手のデッキはかなり強い構成だったので、マリガンがなければ勝てたのかというとどうにも怪しいが
ラウンド3 vs黒緑毒
1本目 またもダブルマリガン+沼単にやられて負け
2本目 相手の土地が詰まっているうちに毒殺
3本目 クリーチャーの相打ち合戦を制して毒殺。黒十字軍にあわせて病気の拡散を引けていたのが大きかった。これは概ねめくり勝負だったかな
といった感じで2勝1敗。まあこんなところでしょうか。今回のポイントは2ー1のピック。肉食いインプと病気の拡散の2択でインプを取ったんですが、これは正解だったのかなあ。インプ3枚のおかげで2勝できたと捉えれば正解ということでいいんですけど、除去が足りなかったために1敗してしまったと捉えるとミスになるんですよね。
私がこれまでやってきたドラフトのセオリーからいうと除去>クリーチャーというのが基本で、2/2フライヤーごときのために除去を流すなんて有り得ないところなんですが、感染というデッキタイプが存在するためにそのピック基準に疑問符がついてしまったわけです。
言い換えると、「感染デッキに向かうプレイヤーを減らすために毒クリーチャーをがめる」的なピック、これが脳裏をよぎったためにインプを取ったけど、それはどうなのかね? という話です。
インプは確かに強力なカードですが、それ1枚で毒殺できるレベルではないので基本的には毒デッキでしか使いません(たぶん。いかんせん試行回数が少ないので間違ってるかも)。それに対して、病気の拡散はどんなデッキで使っても強力です(これは間違いないっしょ)。これが1ー1だったら迷わず除去を取っていたはずです。
しかし今回は1ー1にインプを取り、毒殺路線に足を踏み入れた直後の2パック目でした。ちなみにこの時点で取れていた除去は1ー2で取った病気の拡散1枚のみ。クリーチャーの陣容は充実しているとは言い難く、上のほうに少なくとも1人は毒狙いのプレイヤーが居そう。上家と色が被っている可能性もかなりあると見てよい。そんな状況です。どうしますかね?
除去を確保して手広く構えるか、毒殺道を突き進むか。と、ここで先ほど書いたあれが出てくるわけです。
「ここは感染デッキに向かうプレイヤーを減らすために毒クリーチャーをがめよう」
でインプを取ったあとの2ー2が、肉食いインプorファイレクシアのハイドラ。なんなんだー! ピックとしてはインプでいいんだけど、ハイドラ流すんかい! これは上家感染ほぼ確定コースですよね・・・ それに何がまずいって、他の色に強いカードがないってこと。毒カードを分散させて他のプレイヤーを弱体化できたとしても、自分のデッキが弱い毒デッキより弱くなっちまっては意味ないもんね。こうなったら上家と戦いながら毒の道を進むのみ・・・
という流れで作ったのが上記のデッキなんですが、やはり失敗でしたかねえ。とりあえずもう少し検討してみて、まとまったら続きを書きたいと思います。なんにせよ、「3勝できてないんだからどこかにミスがあったんじゃないの?」という声にこそ最大の説得力を感じますので、なるべく原因を見つけておきたいものです。ここで除去を取ってたらどこかで色替えのタイミングを見つけられたかもしれんですしね。こういうときピック譜があればなあと思っちゃいますが、そこはしょうがないので明日また酒の香にみちた記憶と格闘します。といったところで、ではでは、お休みやし。
本日のドラフト 2勝1敗
今期のスタン 5勝6敗
今期のレガシー 2勝2敗
今期のシールド 8勝4敗
今期のドラフト 4勝1敗1分 (2011/4/16現在)
さてさてさて、それはさておきこのたびマジック面子とお花見をして、その後ドラフトやらEDHやらで遊んでまいりました。やはり酒というものは夜のむより昼間のむほうが心地よいものでありますな。いやすばらしい。
で久々のドラフトは包囲戦×2、傷跡×1。今年2回目のドラフトになります。つくったデッキはこちら。
クリーチャー 15枚
1 疫病のとげ刺し
1 荒廃のマンバ
1 胆液爪のマイア
1 マイアの種夫
1 嚢胞抱え
1 腐敗狼
1 真鍮の従者
3 肉食いインプ
1 核をうろつくもの
1 腐食獣
1 酸の巣の蜘蛛
2 絡み森の大男
呪文 8枚
1 ミラディンの血気
1 病的な略取
2 暴走の先導
1 病気の拡散
1 銅の甲殻
1 マイアのタービン
1 太陽の宝球
土地 17枚
9 森
8 沼
1ー1肉食いインプからスタートの毒殺デッキ。上家と色も作戦も思い切りかぶってしまったためクリーチャーが足りなくなってますが、そこに暴走の先導を入れてなんとなくごまかしています。除去が1枚しかないのが不安ですがないものはないので駄目な時は諦めるしかありません。では実戦です。
ラウンド1 vs赤白
1本目 相手の土地が詰まって動きが鈍っているうちに毒殺
2本目 相手が山単になって動けないうちに毒殺
ラウンド2 vs緑白赤、2本目から緑白黒
1本目 白ゼニスを2回うたれて致死量のクロックを並べられるも、ぜんぶ土地の手札をブラフで回答カードに偽装させて数ターンやりすごし、とげ刺しを引き込んで毒殺
2本目 序盤森単になってしまい展開が遅れて大ピンチ。チャンプブロック等々で粘りつつ、一縷の望みをかけて暴走の先導を放つもあえなく空振り。打つ手もないのでゼニス対策でいれた記憶殺しで相手のデッキを覗いたのち投了
3本目 ダブルマリガン+沼単のコンボにやられて負け。といっても相手のデッキはかなり強い構成だったので、マリガンがなければ勝てたのかというとどうにも怪しいが
ラウンド3 vs黒緑毒
1本目 またもダブルマリガン+沼単にやられて負け
2本目 相手の土地が詰まっているうちに毒殺
3本目 クリーチャーの相打ち合戦を制して毒殺。黒十字軍にあわせて病気の拡散を引けていたのが大きかった。これは概ねめくり勝負だったかな
といった感じで2勝1敗。まあこんなところでしょうか。今回のポイントは2ー1のピック。肉食いインプと病気の拡散の2択でインプを取ったんですが、これは正解だったのかなあ。インプ3枚のおかげで2勝できたと捉えれば正解ということでいいんですけど、除去が足りなかったために1敗してしまったと捉えるとミスになるんですよね。
私がこれまでやってきたドラフトのセオリーからいうと除去>クリーチャーというのが基本で、2/2フライヤーごときのために除去を流すなんて有り得ないところなんですが、感染というデッキタイプが存在するためにそのピック基準に疑問符がついてしまったわけです。
言い換えると、「感染デッキに向かうプレイヤーを減らすために毒クリーチャーをがめる」的なピック、これが脳裏をよぎったためにインプを取ったけど、それはどうなのかね? という話です。
インプは確かに強力なカードですが、それ1枚で毒殺できるレベルではないので基本的には毒デッキでしか使いません(たぶん。いかんせん試行回数が少ないので間違ってるかも)。それに対して、病気の拡散はどんなデッキで使っても強力です(これは間違いないっしょ)。これが1ー1だったら迷わず除去を取っていたはずです。
しかし今回は1ー1にインプを取り、毒殺路線に足を踏み入れた直後の2パック目でした。ちなみにこの時点で取れていた除去は1ー2で取った病気の拡散1枚のみ。クリーチャーの陣容は充実しているとは言い難く、上のほうに少なくとも1人は毒狙いのプレイヤーが居そう。上家と色が被っている可能性もかなりあると見てよい。そんな状況です。どうしますかね?
除去を確保して手広く構えるか、毒殺道を突き進むか。と、ここで先ほど書いたあれが出てくるわけです。
「ここは感染デッキに向かうプレイヤーを減らすために毒クリーチャーをがめよう」
でインプを取ったあとの2ー2が、肉食いインプorファイレクシアのハイドラ。なんなんだー! ピックとしてはインプでいいんだけど、ハイドラ流すんかい! これは上家感染ほぼ確定コースですよね・・・ それに何がまずいって、他の色に強いカードがないってこと。毒カードを分散させて他のプレイヤーを弱体化できたとしても、自分のデッキが弱い毒デッキより弱くなっちまっては意味ないもんね。こうなったら上家と戦いながら毒の道を進むのみ・・・
という流れで作ったのが上記のデッキなんですが、やはり失敗でしたかねえ。とりあえずもう少し検討してみて、まとまったら続きを書きたいと思います。なんにせよ、「3勝できてないんだからどこかにミスがあったんじゃないの?」という声にこそ最大の説得力を感じますので、なるべく原因を見つけておきたいものです。ここで除去を取ってたらどこかで色替えのタイミングを見つけられたかもしれんですしね。こういうときピック譜があればなあと思っちゃいますが、そこはしょうがないので明日また酒の香にみちた記憶と格闘します。といったところで、ではでは、お休みやし。
本日のドラフト 2勝1敗
今期のスタン 5勝6敗
今期のレガシー 2勝2敗
今期のシールド 8勝4敗
今期のドラフト 4勝1敗1分 (2011/4/16現在)
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