猛省! ゲームデー!
2011年6月12日 TCG全般 コメント (2)さてさてさて、というわけで新たなるファイレクシアのゲームデーに参加してきました。デッキはなんちゃって赤単。リストは以下です。
クリーチャー 25枚
4 ゴブリンの先達
4 トゲ撃ちの古老
4 燃えさし運び
2 カルガの竜王
4 躁の蛮人
4 ゴブリンの酋長
3 オキシド峠の英雄
呪文 11枚
4 稲妻
4 四肢切断
4 槌のコス
1 骨溜め
土地 24枚
4 ぐらつく峰
20 山
サイドボード
2 呪文滑り
4 ヴァルショクの難民
4 焼却
1 反逆の印
1 肉体と精神の剣
1 饗宴と飢餓の剣
1 戦争と平和の剣
1 殴打頭蓋
まあ普通のゴブリンデッキです。前々回のCCCで使ったのち解体してしまったデッキを組み直しただけともいいますが。
新たなるファイレクシア加入後の大きな変更点は焼尽の猛火を四肢切断にしたこと。呪文滑りやら青総督やら殴打頭蓋やらといったタフネス4の生物群を倒すための入れ替えです。できれば本体も削れる呪文を採用したいところなんですが、いまの環境には4点火力で優秀なのがないんですよね。このスロットの役割はクリーチャーを倒して場を制圧することなので、まあ本体火力でなくても可ということで。あと、P赤生物を潰すカードをサイドに取らずに済むというメリットもあり、これがなにげに大きいというのもありますね。といったところで実戦です。参加者17人のスイス4回戦。
ラウンド1 vsゴブリン的赤単
1本目 相手先攻で先達、戦煽り、酋長と連打されて受けなし。開始3分で投了。
2本目 相手の先達パンチでことごとく土地がめくれてアドバンテージ勝ち。
3本目 相手2ランドストップの隙にオキシド英雄を連打して勝ち。
ラウンド2 vs青黒のコントロール
1本目 こちらフラッドで場をつくれないうちにジェイス降臨で負け。
2本目 相手フラッドでクリーチャーが除去されず勝ち。
3本目 序盤からちまちまクリーチャーを繰り出して攻めるも、今度はきちんと除去を合わせられ場に互いの土地だけが並んだ状態になる。ここで相手がクリーチャーもカウンターも引き込めない様子でジェイスを先置きしてきたので、返しにコスを通してそのまま押し切って勝ち。
ラウンド3 vsバント色カウゴー風
1本目 石鍛冶など焼きながらテンポよく攻めて勝ち。
2本目 コブラから展開されてギデオンまでつなげられてしまう。かかってこい能力でブロッカーがいなくなり、返しのフルアタックで負け。
3本目 相手の2ランドストップに乗じて勝利。とはいえこちらの引きも芳しくなく、相手の土地が止まっているにもかかわらず先達を攻撃に回さざるを得ないという状況だった。土地が1枚でもめくれていたらおそらく負けていたと思われるが最後まで土地は見えないままであった。今回はこちらに運があったようだ。
ラウンド4 vsゴブリン的赤単
1本目 相手の先達とコス連打を酋長とトゲ打ちでひたすら捌く。捌ききったところでこちらもコスを出し、マナ能力から巨大な骨溜めにつなぎ一気に優位を築いて勝ち。
2本目 ヴァルショクの難民を2枚並べられ攻め込まれる。瀕死ながらも青森剣を出し逆転を狙う。しかしその返しに奇襲隊をキッカーで2体召喚されて負け。
3本目 今度はこちらが難民を2枚並べて優位に立つ。こちらの5ターン目、わたしの場には難民×2、ランド5枚。相手の場には酋長、戦煽り、ランド4枚。わたしの手には赤白剣と殴打頭蓋とほか2枚。わたしのライフは20。
ここで事件はおこった。わたし赤白剣キャスト、難民に装備、2体パンチ。これで相手の残りライフが3。わたしのライフは23。普通に考えたらまず負けない数字だ。ちなみにわたしの赤単の構成ではどうやっても削れない。よっしゃこれで優勝だ~ とかわたしは思っていたわけだ。
しかし相手のデッキはわたしの想像の上をいっていた。わたしのターンエンドに稲妻を打って残りライフを20にした後のこと。続くメインフェイズに峰セット、先達2体召喚のあと奇襲隊をキッカーで召喚、すでに場に出ていた2体のゴブリンと合わせてフルアタック、満タンだったわたしのライフを一瞬で削りきってしまったのだ。
さあ反省の時間だ! なぜ、負けたのか?
この時の状況から言えば、何でもいいのでブロッカーを1体残していれば負けはなかった。剣を装備した1体だけで殴り、残った1体を立てておくでも勝っていたし、殴打頭蓋を出してこのターンは殴らずエンドでも勝っていた。フルタップしてしまうというのは、この場合唯一の負け筋であったわけだが、よりにもよってわたしはその道を通ってしまったのだ。
この時の記憶を思い返すと、返しのターンのダメージ計算をまったく行わずに剣を出し、装備し、攻撃に送り出していた。頭には四肢切断打たれるかな・・・ ぐらいの予想はあったが、それでも装備が壊れるわけではないし、返しに蛮人で剣が割れると仮定しても手札には殴打頭蓋が残っている。まだまだこちらの優位は動かないと思い込んでいたのである。高をくくっていたと言ってもいい。剣の強さに酔っていたと言ってもいい。とにかく、まあそんなものだったわけだ。
ここで問題になるのは、なぜダメージ計算をしなかったかということだ。答えは簡単だ。わたしが行っていた赤単の殴り値シミュレーションのなかには、1ターンで20点もっていけるパターンがなかったからだ。
わたしが使った赤単はクリーチャーをすべてゴブリンに寄せるというわけではなく、ドラゴンロードや躁の蛮人を投入して手広く戦えるように構築してある。そのため、純粋にゴブリンで固めた構成のデッキより攻撃力が低いのである。その点は構築の段階である程度想定していたものの、最高速を追求した赤単の攻撃力の値、とくにぶん回っている時の数値を計算して頭にいれておく作業をまったく行っていなかった。おそらくこれこそが、今回の敗因のポイントなのだ。次のターンに死ぬ可能性を認識していれば誰しもブロッカーを残すだろう。だが今日のわたしは、それを認識することができなかった。
相手が構築段階ですでに見ていた勝利への道筋を、わたしは見出すことができなかったのだ。残念なことだが、優勝する権利はなかったと言わざるを得ない。
と最終戦負けて2位。3勝はしてるものの正直どこで負けてもおかしくない内容でした。今日はついていましたね。まあなんにせよ入賞できて、プロモカードも2種類獲得できたのでこれはこれで良しとします。次回はファイナルズゲートウェイもしくはCCCになりそうですが、今度はなにか新しいデッキをつくって参加したいと思います。といったところで、ではではまた!
次はもうちっと精密にシミュレーションしておきたいものだが、どうしたものか・・・
しかし奇襲隊に戦煽りねぇ・・・ 舐めてましたね・・・ 無念なり・・・ はぅ。
本日のスタン 3勝1敗
今期のスタン 12勝10敗
今期のレガシー 2勝2敗
今期のシールド 11勝5敗
今期のドラフト 7勝4敗1分 (2011/6/12現在)
クリーチャー 25枚
4 ゴブリンの先達
4 トゲ撃ちの古老
4 燃えさし運び
2 カルガの竜王
4 躁の蛮人
4 ゴブリンの酋長
3 オキシド峠の英雄
呪文 11枚
4 稲妻
4 四肢切断
4 槌のコス
1 骨溜め
土地 24枚
4 ぐらつく峰
20 山
サイドボード
2 呪文滑り
4 ヴァルショクの難民
4 焼却
1 反逆の印
1 肉体と精神の剣
1 饗宴と飢餓の剣
1 戦争と平和の剣
1 殴打頭蓋
まあ普通のゴブリンデッキです。前々回のCCCで使ったのち解体してしまったデッキを組み直しただけともいいますが。
新たなるファイレクシア加入後の大きな変更点は焼尽の猛火を四肢切断にしたこと。呪文滑りやら青総督やら殴打頭蓋やらといったタフネス4の生物群を倒すための入れ替えです。できれば本体も削れる呪文を採用したいところなんですが、いまの環境には4点火力で優秀なのがないんですよね。このスロットの役割はクリーチャーを倒して場を制圧することなので、まあ本体火力でなくても可ということで。あと、P赤生物を潰すカードをサイドに取らずに済むというメリットもあり、これがなにげに大きいというのもありますね。といったところで実戦です。参加者17人のスイス4回戦。
ラウンド1 vsゴブリン的赤単
1本目 相手先攻で先達、戦煽り、酋長と連打されて受けなし。開始3分で投了。
2本目 相手の先達パンチでことごとく土地がめくれてアドバンテージ勝ち。
3本目 相手2ランドストップの隙にオキシド英雄を連打して勝ち。
ラウンド2 vs青黒のコントロール
1本目 こちらフラッドで場をつくれないうちにジェイス降臨で負け。
2本目 相手フラッドでクリーチャーが除去されず勝ち。
3本目 序盤からちまちまクリーチャーを繰り出して攻めるも、今度はきちんと除去を合わせられ場に互いの土地だけが並んだ状態になる。ここで相手がクリーチャーもカウンターも引き込めない様子でジェイスを先置きしてきたので、返しにコスを通してそのまま押し切って勝ち。
ラウンド3 vsバント色カウゴー風
1本目 石鍛冶など焼きながらテンポよく攻めて勝ち。
2本目 コブラから展開されてギデオンまでつなげられてしまう。かかってこい能力でブロッカーがいなくなり、返しのフルアタックで負け。
3本目 相手の2ランドストップに乗じて勝利。とはいえこちらの引きも芳しくなく、相手の土地が止まっているにもかかわらず先達を攻撃に回さざるを得ないという状況だった。土地が1枚でもめくれていたらおそらく負けていたと思われるが最後まで土地は見えないままであった。今回はこちらに運があったようだ。
ラウンド4 vsゴブリン的赤単
1本目 相手の先達とコス連打を酋長とトゲ打ちでひたすら捌く。捌ききったところでこちらもコスを出し、マナ能力から巨大な骨溜めにつなぎ一気に優位を築いて勝ち。
2本目 ヴァルショクの難民を2枚並べられ攻め込まれる。瀕死ながらも青森剣を出し逆転を狙う。しかしその返しに奇襲隊をキッカーで2体召喚されて負け。
3本目 今度はこちらが難民を2枚並べて優位に立つ。こちらの5ターン目、わたしの場には難民×2、ランド5枚。相手の場には酋長、戦煽り、ランド4枚。わたしの手には赤白剣と殴打頭蓋とほか2枚。わたしのライフは20。
ここで事件はおこった。わたし赤白剣キャスト、難民に装備、2体パンチ。これで相手の残りライフが3。わたしのライフは23。普通に考えたらまず負けない数字だ。ちなみにわたしの赤単の構成ではどうやっても削れない。よっしゃこれで優勝だ~ とかわたしは思っていたわけだ。
しかし相手のデッキはわたしの想像の上をいっていた。わたしのターンエンドに稲妻を打って残りライフを20にした後のこと。続くメインフェイズに峰セット、先達2体召喚のあと奇襲隊をキッカーで召喚、すでに場に出ていた2体のゴブリンと合わせてフルアタック、満タンだったわたしのライフを一瞬で削りきってしまったのだ。
さあ反省の時間だ! なぜ、負けたのか?
この時の状況から言えば、何でもいいのでブロッカーを1体残していれば負けはなかった。剣を装備した1体だけで殴り、残った1体を立てておくでも勝っていたし、殴打頭蓋を出してこのターンは殴らずエンドでも勝っていた。フルタップしてしまうというのは、この場合唯一の負け筋であったわけだが、よりにもよってわたしはその道を通ってしまったのだ。
この時の記憶を思い返すと、返しのターンのダメージ計算をまったく行わずに剣を出し、装備し、攻撃に送り出していた。頭には四肢切断打たれるかな・・・ ぐらいの予想はあったが、それでも装備が壊れるわけではないし、返しに蛮人で剣が割れると仮定しても手札には殴打頭蓋が残っている。まだまだこちらの優位は動かないと思い込んでいたのである。高をくくっていたと言ってもいい。剣の強さに酔っていたと言ってもいい。とにかく、まあそんなものだったわけだ。
ここで問題になるのは、なぜダメージ計算をしなかったかということだ。答えは簡単だ。わたしが行っていた赤単の殴り値シミュレーションのなかには、1ターンで20点もっていけるパターンがなかったからだ。
わたしが使った赤単はクリーチャーをすべてゴブリンに寄せるというわけではなく、ドラゴンロードや躁の蛮人を投入して手広く戦えるように構築してある。そのため、純粋にゴブリンで固めた構成のデッキより攻撃力が低いのである。その点は構築の段階である程度想定していたものの、最高速を追求した赤単の攻撃力の値、とくにぶん回っている時の数値を計算して頭にいれておく作業をまったく行っていなかった。おそらくこれこそが、今回の敗因のポイントなのだ。次のターンに死ぬ可能性を認識していれば誰しもブロッカーを残すだろう。だが今日のわたしは、それを認識することができなかった。
相手が構築段階ですでに見ていた勝利への道筋を、わたしは見出すことができなかったのだ。残念なことだが、優勝する権利はなかったと言わざるを得ない。
と最終戦負けて2位。3勝はしてるものの正直どこで負けてもおかしくない内容でした。今日はついていましたね。まあなんにせよ入賞できて、プロモカードも2種類獲得できたのでこれはこれで良しとします。次回はファイナルズゲートウェイもしくはCCCになりそうですが、今度はなにか新しいデッキをつくって参加したいと思います。といったところで、ではではまた!
次はもうちっと精密にシミュレーションしておきたいものだが、どうしたものか・・・
しかし奇襲隊に戦煽りねぇ・・・ 舐めてましたね・・・ 無念なり・・・ はぅ。
本日のスタン 3勝1敗
今期のスタン 12勝10敗
今期のレガシー 2勝2敗
今期のシールド 11勝5敗
今期のドラフト 7勝4敗1分 (2011/6/12現在)
コメント
いつの世もどんなゲームにおいても勝負の行方はほんの少しの差なのかなと思います。
その差を埋めるには実戦&練習あるのみとしか言えませんですね・・・
少しの差ってなかなか埋まらんですよね。10馬身ちぎられてるのを3馬身差に縮めるのは簡単でも、ゴール前で鼻差を捲るのは超シビアみたいな。やはり日頃の積み重ねが重要なんですかねえ・・・
もう若くないので練習でちょいと100本勝負とかこなす元気もないし、なにか効率のよい練習方法を開発したい今日この頃なかんじです