さてさてさて、今回は紆余曲折を経てCCCに出場しなかったわけですが、不出場に至った経緯を思い起こすことによって自分の思考を整理し、同時に今後の大会への取り組みかたまで考えてしまおうという目論見でこの文を書いていこうと思います。結論は出ないか、よしんば出たとしてもしょぼいものになる予感しかしませんですが、とりあえず書いてみようかと。

 さてさて、当初は、すくなくとも大会前日までは、CCC104thに参加するつもりであった。CCC103rdの反省をもとに、コントロールに強く、ヴァラクートにも勝ち目が十分にあり、なおかつ面晶体の蟹にも耐性がある新作デッキを練り上げ、虎視眈々と優勝を狙いにいくつもりであったのだ。これがそのデッキだ。

クリーチャー 10枚
 4 面晶体のカニ
 4 戦隊の鷹
 2 石鍛冶の神秘家

呪文 24枚
 1 呪文貫き
 4 マナ漏出
 1 剥奪
 4 書庫の罠
 4 定業
 2 審判の日
 1 肉体と精神の剣
 1 骨溜め
 4 ジェイス・ベレレン
 2 精神を刻む者、ジェイス

土地 26枚
 4 地盤の際
 4 天界の列柱
 4 金属海の沿岸
 2 霧深い雨林
 2 沸騰する小湖
 1 乾燥台地
 1 湿地の干潟
 5 島
 3 平地

サイドボード
 4 コーの火歩き
 2 漸増爆弾
 2 呪文貫き
 2 コーの奉納者
 1 無限に廻るもの、ウラモグ
 2 神聖の力線
 2 貪欲な罠

いかがだろうか。蟹と6枚のジェイスでコントロールを葬り、ヴァラクートには書庫罠が突きささる。ビートダウンには鷹やウルフトークン等で戦線を構築し、ライブラリーを削っているうちに巨大な骨溜めが降臨するという寸法だ。もちろんラスオブゴッドも抜かりなく採用してある。忘れられがちだが最大の仮想敵であるところの青緑面晶体の蟹デッキより早くライブラリーを削ることができる点も見逃せない。サイドには最近流行と噂されるゴブリン対策を大量に取っている。さらに蟹対策の枠を確保した上で、蟹対策対策まで投入するという念の入れようだ。一分の隙もない、まさに盤石の態勢といってよい仕上がりと信じていた。そう、信じて疑わなかったのだ。前日の調整会でゴブリンにぼこぼこにされるまでは・・・

 はじめて目にした新環境のゴブリンは、悠長に面晶体など召喚している私のデッキを瞬く間に蹂躙し、同時に本体の精神力をもずたずたに引き裂いていったのだ。

 蟹で削りつつブロックだ! といっても何ひとつ止まらんな・・・ ではマナリークで弾いてくれようか! ぬうう既に4体も出てしまっておるな・・・ ならば鷹で相打ちだ! なんと稲妻の餌食になってしまうとは・・・  事ここにいたってはジェイスで回答を探しにいくしかあるまい! しかしもう我が命は風前の灯・・・ ええいこうなったら神の怒りでッ! しまった間に合わないッッ!


 というかんじ。なんなんですかねあれ。超速いんですけど。あれだけ速いとカルドーサ再誕とかが凄いアドバンテージカードに化けますね。1体1体はたいして強くないのにいちいちカードを消費してぷちぷち潰しにいかないと本体が死んでしまうという。カードもターンもごっそりもっていかれてボードもハンドもライフも心も焼け野原ですね。サイド後はラチェットボムで詰むシーンなどもあるのでそれなりに戦えるようにはなるんですけど、メイン戦はどうにも絶望的ですね。
 といった流れでゴブリンがやばいことがわかりましたので、対策を強化する方向に天秤が傾きました。かくしてNewman氏の没落は始まったのです。ここから氏の思考の軌跡を追います。ちなみにデッキ調整のあと麻雀を打って解散して帰宅後の、だいたい朝6時ごろからの一連の思考です。

 
 赤単がマッチに勝つうえで、1本目を取ることの意味はことのほか大きい。なぜならマジックは3本勝負であるから。赤単を潰すカードは世の中にごまんとあり、たいがいのデッキのサイドボードには赤対策あるいはそれに類するカードが用意されているわけで、1本目はともかく少なくとも2本目以降は、除去の嵐に耐えながら、ライフゲインにもめげることなく、カウンターをかいくぐって悪斬やらとぐろエンジンやらを潰したのちに、P赤生物の群れをかきわけて相手本体を倒さねばならないのだ。この道のりの険しさは尋常ではない。ゆえに、赤単にとって1本目のデュエルは1マッチ中もっとも重要なゲームとなる。これを確実に取れて、そこでようやく試合がはじまるといっても過言ではないのだから。ならば、1本目を取らせないようにデッキ調整をおこない、赤単攻略の第一歩にしようではないか。
 まずカルドーサを弾くためにピアスを4本積むことからはじめよう。とりあえず重いマナリークをピアスに変えるとして、ほかにこのデッキで赤単に効かないカードは何だろう? まず何といっても蟹だ。相打ちも取れないクリーチャーに意味はない。そして書庫罠。こんなスペル打ってる場合ではない。すなわち、ライブラリーを攻める作戦そのものが弱いと言うことになる。ここを軽くて戦闘力のあるクリーチャーに変えるだけでだいぶ戦えるようになるはず。つまりウィニー系に路線変更すればよいのだ。ではなにを使う? 相手がゴブリンガイドを擁している以上1マナでパワー2は必須。そして信号の邪魔者を止めるには飛行が要る、ならばきらめく鷹だ。戻すアーティファクトにはオーニソプター。これも飛行だし都合がいいぞ。しかしパワー0はいただけない。まあ装備品で強化すれば問題はないが他になにかないか? そうだあれがあったぞ重力の変容! 十字軍にモートがついてたったの5マナ! 超お買い得なところで2枚いれちゃおう! これでどうよ? カウンター白ウィニー!

 4 オーニソプター
 4 鷹
 4 鷹
 4 もはや絶望とはいわせない梟
 2 石鍛冶
 3 エメ天
 4 ピアス
 2 重力の変容
 2 キマイリック大群
 1 青森剣
 1 骨溜め
 2 すごいジェイス
 1 ギデオン
 26 ランド

 ・・・これアーティファクト少ねぇな。鷹が出なくて悶絶するシーンが容易に想像できる。しかも軽い除去とか全くないし、ラスゴが間に合わないのに重力の変容が間に合うわけないじゃん。じゃあメムナイトでも入れるか? しかしそれなら白単装備デッキでいいんじゃないかね? むしろきらめく鷹を切るか? 代わりになんかいいフライヤーはいないかな? そうだあれがあったぞケンバの空護衛! ライフも回復できておいしいぞ。しかしさすがに重いよな・・・ なるほど極楽バードか! 緑白にすればいいんじゃね? これでどうよ! 緑白ライフゲインビート!

 4 極楽バード
 2 ラノエ
 4 ソウルワーデン2号
 2 石鍛冶
 4 ケンバの空護衛
 4 ベイロス
 4 悪斬
 4 兵士6体出すぜ
 1 青森剣
 1 骨溜め
 2 虎昇天
 2 ガラク
 2 アジャニ
 24 ランド

 ・・・なんか適当だけど悪斬が出ればいけるんじゃないか? んでもこれ除去がないぞ。まあマスティコアでもいれればなんとかなるか? しかしよくみるとこのデッキラスゴ食らうともはや処置なしだぞ。黒除去の前にも無力だし。というか蔦いれようよ。それよりもふだん緑使わないとこういうときにカード足りなくて困るんだよね。モニュメントもってないし、エルズペスもないし、いまいちかのう・・・ やはり除去がないってのがデッドリーだよな。ゴブリンにはなにが効くかな? リセット系は概ね効くけどこっちのクリーチャーも流れるし、アースクエイクは消えちゃったし、アークトレイルがベストか? 本当か?・・・ そうだあれがあったぞ二股の稲妻! 火力で場をコントロールしてベイロスで攻めればいいんじゃね? これでどうよ? 歴史と伝統のステロイド!

 4 極楽バード
 2 ラノエ
 4 マナの壁
 4 ベイロス
 4 復讐蔦
 1 マスティコア
 1 赤タイタン
 2 ワームとぐろエンジン
 4 稲妻
 4 二股の稲妻
 4 アークトレイル
 3 ガラク
 23 ランド

 ・・・また適当だな。しかしこれぐらいやればゴブリンに勝ちそうじゃね? とはいってもヴァラクートという環境最強のステロイドがある以上こういう赤緑はお呼びでないんでないかい? しかもゴブリンに勝てたとしてもほかになにに勝てるんだこれ? あと剣が2本ともP緑なのも何気に厳しいよな。どうも逆風なかんじですがなにかないか? アーティファクト破壊をメインに取ればいいのか? 毒オランウータンがいたけど毒になっちゃうしなあ。ならばむしろ毒にすればいいのか? てことは黒緑に向かうのか? そう考えるとコジレック審問が環境にあってるような気もするし、ファイレクシア十字軍はP赤だからゴブリンにも強い。これは来たか? しかしサルが腐るシチュエーションもあるだろうし、なにかうまいカードは・・・ そうだあれがあったぞ液鋼の塗膜! サルも無駄にならないし相手のクリーチャーをアーティファクトにすれば3/1毒エルフが止まらなくなって笑いが止まらないぜフホホホーイ! もはやこれしかないといっても過言ではない! 黒緑塗膜シャッター毒殺!

 4 極楽バード
 4 毒マナマイア
 4 ファイレクシア十字軍
 4 毒サル
 4 3/1毒エルフ
 2 スキジリクス
 3 ヴェンデッタ
 3 すごいテラー
 4 コジレック審問
 1 強迫
 2 精神腐敗
 3 液鋼の塗膜
 22 ランド

 ・・・書き出してみるとなんとも弱そうだなこれ。むしろ赤に勝てなくなってるよね・・・ しかもこれには重大な欠陥があるぞ。なんといっても塗膜シャッターというコンセプト自体が弱いということだ。なにせあのゴリラシャーマンと組んでさえ塗膜は弱いからのう・・・ って落ち着け自分。俺は一体なにと戦っているんだ? 本当に倒すべき相手はゴブリンなどではなく、面晶体の蟹だった筈だ。そのために青白蟹デッキを作ったんじゃないか。蟹に戻すか・・・ だがやはり白ウィニーが安定かのう・・・ どうしたものか・・・ 思い切って面晶体白ウィニーでいくか・・・ いや待てよ、メインを白ウィニーで戦い、サイド後に蟹ライブラリーアウトにトランスフォームすればいいのではないか? これだ! イッツアメタソリューション!  わかったぞ! わかったぞ! わか・・・・・・
 そうと決まれば早速カードを取り出して・・・ おや、もう7時ではないか・・・ さすがに眠いな・・・ まだ時間もあるしここは仮眠をとり、小一時間後ぐらいに再起動して改めて作業にかかろうではないか・・・ ぱたん・・・

 いい感じに眠りにおちたところで後編に続きます。ではではまた。
さてさてさてプレリも2日目ということで、残念な成績に終わった初日の雪辱を期して意気揚々と土浦まで行って参りました。ちなみに今日はミラディン陣営での参加。隣の席でコスとテゼレットを引き当てやがりなさっている某氏を横目にみながらパックをあけるとこんなカードさんたちの姿が。

・執行の悪魔
・背教の主導者、エズーリ
・精神隷属器
・ガルヴァノス
・蜃気楼のマイア
・知識槽

・・・・むねん。

もう帰りたい気持ちでいっぱいですがぐっとこらえて構築タイム。作ったデッキは以下。

クリーチャー 12枚
 1 煙霧吐き
 1 太陽の槍のシカール
 1 調和者隊の聖騎士
 1 レオニンの遺物囲い
 2 レオニンの空狩人
 1 屍気を飛ばすもの
 1 真鍮の従者
 1 金属の駿馬
 1 ドロスの切り裂き魔
 1 ゴーレムの職工
 1 執行の悪魔

呪文 12枚
 1 調和者隊の盾
 1 起源の呪文爆弾
 1 神への捧げ物
 1 存在の破棄
 1 闇の掌握
 1 ヴィリジアンの爪
 1 太陽の宝球
 2 主の呼び声
 1 拘引
 1 ピストン式大槌
 1 堕落の三角護符

土地 16枚
 10 平地
 6 沼

これは弱いな・・・全敗まであるかもな・・・

とか思いつつ実戦に突入。参加者30人ぐらい?の4回戦です。

ラウンド1 vs黒緑毒
 1本目 相手が事故って勝利。
 2本目 クリーチャー2枚拾うスペルで犬を回されて負け。
 3本目 相手が事故って勝利。

ラウンド2 vs黒緑毒
 1本目 よく覚えていないが勝利。
 2本目 序盤に5~6点の毒を喰らい、残りは玉座でじっくりまったり。
 3本目 マイアトークンで毒戦車の攻撃に耐え、ゴーレムで空から攻めて勝利。

ラウンド3 vs赤白
 1本目 刃砦の英雄にぼこぼこ殴られ虫の息。これをなんとか除去したものの間髪入れずに戦闘球。どーしろとゆーのだ・・・
 2本目 相手のマナ加速を潰して攻勢をかけるがミミック桶を置かれて攻撃が通らなくなる。その後刃砦の英雄、さらにマイアタービンまで出てきてもう何が何やら。こちらもマイアトークンを並べバトルクライをからめてなんとか削ろうと試みるも届かず負け。

ラウンド4 vs黒緑毒
 1本目 すごい毒軍団にはげしく蹂躙され敗北。
 2本目 ものすごい毒軍団にはてしなく蹂躙され敗北。

というわけで2日目も2勝2敗。昨日に続いて残念なスコアですが、このデッキで五分の星なら上出来なんじゃないかなあ。毒ロードがいて毒ジャザムジンがいて毒ヒドラがいて伝染病エンジンが後ろに控えてておまけに毒ミシュラがおいしいなんていうデッキに勝てるかっつうの。というわけで心が折れた私はリミテッドからの引退を宣言し、EDHにすべてをかける決心を固めたのでありました・・・



 しかしながら俄決心というものは往々にしてちょっとの地震であっさり液状化するもの。しかもこのとき、私の周囲には悪魔しか居なかったのである・・・
 ドラフトしませんか? あと1人なんですよね・・・ あれ、やらないの? そういえば昨日ドラフトしてないですよね? ドラフトやりましょうよ! 2月13日はCCCですよ・・・ ドラフト!ドラフト!ドラフト! ・・・ええい何なんだ貴様等!


というわけでできたデッキがこちら。

クリーチャー 14枚
 1 板金鎧の海うろつき
 1 ケンバの空護衛
 1 宝物の魔道士
 2 真鍮の従者
 1 モリオックの模造品
 1 回転エンジン
 1 不退転の大天使
 1 ルーメングリッドのドレイク
 1 血清掻き
 1 核をうろつくもの
 1 剣爪のゴーレム
 1 勝利の伝令
 1 剃刀ヶ原のサイ

呪文 9枚
 2 鋼の妨害
 1 迫撃鞘
 1 主の呼び声
 1 ピストン式大槌
 1 錆びた秘宝
 1 堕落の三角護符
 1 堕落した良心
 1 縒り糸歩き

土地 17枚
 8 平地
 7 島
 2 沼

こんなデッキですがおそらくプレリ限定の環境だったはずなので、今後の参考にはあまりならないかな。いちおう結果を書きますと、

ラウンド1 vs青白 ○×○
ラウンド2 vs緑白 ○△
ラウンド3 vs青黒 △

の2勝1分で1位タイ。劇的に強いデッキというわけでもありませんが、ポッド全体のカードプールもたいして強くなかったようで、まあまあ戦える仕上がりになっていました。今期初のドラフトとしては悪くないスコアかなと思います。


 では2日間遊んだ感想。まず強いと思ったカードについて。毒戦車とか生体武器みたいな明らかに強いといえるカードは置いといて、最初は舐めてたけど思いのほかやりよったカードさんたちを挙げていきます。
 ・真鍮の従者・・・恐るべきマナアドバンテージカード。生体武器等の重たい装備コストも軽く払ってくれる。ピストン式大槌との相性がよい。うっかりアタックしてきたクリーチャーをコンバットトリック的に討ち取れたりすると大変おいしい。1/3というサイズも何気に固いし、除去の的になってもそれはそれでおいしい。
 ・剃刀ヶ原のサイ・・・名前に剃刀ヶ原と入っているだけですでに弱そうだが結構頑張れる。おおむね6マナ6/6だと思っていい。宝物の魔道士でサーチすると吉。
 ・主の呼び声・・・インスタントが偉い。毒戦車等をチャンプブロックして粘ったり、いきなり金属術を達成したりと幅広く使える。バトルクライとの相性もよい。
 ・ヴィリジアンの爪・・・かなり地味だが実に味わい深いカード。これ1枚で戦闘性能が格段に上昇する。装備コスト1のすごさを実感できる1枚。

 今回のプレリで気になったカードはこんなところです。んで個々のカードから離れて環境全体の印象の話をしますと、もっとも大きなインパクトは優秀なアーティファクト対策カードが結構な枚数追加されたことではないかと思います。包囲戦はスモールエキスパンションである分、傷跡と比べて1枚1枚のカードの出現率が高い筈なので、傷跡のみの環境とくらべてアーティファクトが無力化されやすくなります。そのため、デッキ構築の段階でアーティファクトに頼らない構築をしたり、プレイングの段階でアーティファクト破壊を前提として動いたりすることの重要度が増していると感じました。三角護符は必ず起動用のマナを残して出すようにする、またそうできる余裕を作るために軽いカードを必ず一定数以上投入して序盤の展開の確実性を上げる、みたいなかんじですかね。みんなやっていることではあるでしょうが今後はもっと気をつけなきゃいかんぞと。強いカードを限界まで温存するプレイング、さらには切り札を切らないまま勝利するプレイング。そういう戦い方を身につけることがいままで以上に大切になってくると予想しています。当面はその辺を意識してゲームに臨みたいと思います。といったところでプレリの反省はここまでです。次はたぶんCCCかなあ。またデッキ作らんといかんのだがどうしたものか。まあぼちぼちやりますか。ではでは。


本日のシールド  2勝2敗
本日のドラフト  2勝1分

今期のスタン   3勝2敗
今期のレガシー  2勝2敗
今期のシールド  4勝4敗
今期のドラフト  2勝1分 (2011/1/30現在)

さてさてさて、いよいよやってきました包囲戦プレリ。例によって土浦に足を運び、初日はファイレクシア陣営で参加しました。パックから出たレアは

・水銀のガルガンチュアン
・起源の波
・試作品の扉
・墨蛾の生息地
・骨溜め
・イシュ・サーの背骨

という6枚。傷跡のレアはまあ見なかったことにして、包囲戦からはまずまずのレアが出ました。構築は最初に青黒金属術でつくりましたが、これがあまりにも弱くて1回戦をあっさり落としたため青白毒デッキに変更して残り試合を戦いました。そのデッキはこちら。

クリーチャー 13枚
 1 銀のマイア
 1 銅のマイア
 2 ノーンの僧侶
 1 ヴィダルケンの解剖学者
 1 錆ダニ
 1 パラジウムのマイア
 1 枝モズ
 1 核をうろつくもの
 1 剃刀のヒポグリフ
 1 空長魚の群れ
 1 ファイレクシアの巨大戦車
 1 水銀のガルガンチュアン

呪文 10枚
 1 調和者隊の盾
 1 鋼の妨害
 1 起源の呪文爆弾
 1 正義の施行
 1 転倒の磁石
 1 骨溜め
 1 消失の命令
 1 堕落した良心
 1 縒り糸歩き
 1 イシュ・サーの背骨

土地 17枚
 1 墨蛾の生息地
 9 平地
 7 島

あれ寝てしまった。日記の途中ですが気づいたらプレリ2日目の朝を迎えてしまっているのでとりあえず中断ということでよろしくです。続きは今夜or明日。ではでは。


さてさて、無事に2日目の日程を終えて帰宅したので初日の実戦レポートに進みます。参加者50人強の4回戦です。

ラウンド1 vs赤白
 1本目 マントと飛行クリーチャーの攻勢を何とか凌いだところに白ゼニスをくらって負け。
 2本目 またもやマントを出され攻め込まれる。これを青タッパー、錆ダニ、マナマイアと並べて押さえこみにかかったもののインフェルノ5点で戦線が崩壊して負け。

ラウンド2 vs白緑青
 1本目 毒ガルガンチュアンで殴って勝利。
 2本目 1マナメタルクラフト3/3等に速攻を決められ負け。
 3本目 相手の強力カードをうまく除去できて勝利。

ラウンド3 vs赤白
 1本目 序盤押し込まれるも青タッパーで凌ぎ、相手の後続が途絶えたのに付け込み生体武器を展開して勝利。
 2本目 ミラディンの十字軍等に攻め立てられ、抵抗手段もことごとく除去されて敗北。
 3本目 2本目と同じような展開で敗北。

ラウンド4 vs赤単
 1本目 バトルクライ持ちクリーチャーと燃えさし鍛冶をつぶして毒殺。
 2本目 同じく燃えさし鍛冶をつぶして毒殺。


というわけで2勝2敗でした。スコアはカードプールの強さからいって妥当なものかなと思っていましたが、終了後の反省会で仲間とカードプールを交換して構築の練習をしたところもう少し頑張れた説が浮上しました。デッキのベースをメタルクラフト系のカードで固め、毒戦車や毒支配魔法といった強力な感染系カードをタッチして構築するのが正解だった模様。そうすると2枚のガルマの保護者が安定してメタルクラフトを達成し、盤面をがっちり固めて戦えるデッキに仕上げられたようです。ミラディンの傷跡のリミテッドでは白系メタルクラフト指向のデッキを作ったことがほとんどなかったので、その辺のセンスとか経験値とかの不足が出てしまったかなと思います。あと7マナのカード2枚はさすがに重かったですね。選択としては両方とも切ってしまってデッキの安定運用を図るか、万能除去として背骨をとるか、強力フィニッシャーになりうるガルガンチュアンをとるか。これが好みといってしまっていいレベルの選択なのか、あるいは明快な正解が存在するのか、現状では私自身これだ!という回答にたどり着いていません。マナソースの枚数と、それに対応しての投入可能な重量級カードの限界枚数目安みたいなのは自分なりに数値化しておいたほうがいいかなと思いました。これはミラディン包囲戦期の課題として考えていくことにします。いろいろと探せば先人の研究成果も見つかるかなとも思いますので、ちょこちょこ調べてみようとも思っておるところです。

 といったところでさすがに疲弊してきたので今日はここまでにします。明日はプレリ2日目のシールドおよびドラフトのレポート、それから2日間通しての雑感などを書く予定です。ではでは、おやすみなさい。



本日のシールド  2勝2敗

今期のスタン    3勝2敗
今期のレガシー  2勝2敗
今期のシールド  2勝2敗 (2011/1/29現在)
 さてさてさて、CCCも佳境にさしかかり、スタンダードラウンドに続いてレガシーラウンドに突入です。デッキは白黒マーシナリー。リストは以下の通り。

クリーチャー 16枚
 4 塁壁を這うもの
 4 カテラン組合の説得者
 4 闇の腹心
 1 ラースの威嚇者
 3 墓忍び

呪文 20枚
 4 思考囲い
 1 コジレックの審問
 4 Hymn to Tourach
 4 剣を鍬に
 2 名誉回復
 1 師範の占い独楽
 3 梅澤の十手
 1 遍歴の騎士、エルズペス

土地 24枚
 4 不毛の大地
 4 ミシュラの工廠
 2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
 4 Scrubland
 4 湿地の干潟
 1 血染めのぬかるみ
 1 吹きさらしの荒野
 3 沼
 1 平地

サイドボード
 2 強迫
 2 仕組まれた疫病
 4 非業の死
 2 汚染
 2 解呪
 1 根絶
 2 虚無の呪文爆弾

です。デッキ解説はしません。涙なしには語れない練習と調整の結果こうなってしまったんです。そのへんはよろしく察してください。では実戦です。

ラウンド1 vs青白パミ、たぶんBtB
 1本目 囲い、審問、ヒムと連打して相手の行動を縛り、塁壁3枚とミシュラ2枚で勝利。
 2本目 手札破壊に土地破壊を絡めて相手の行動を縛り、墓忍びでヴィダルケンの枷をかいくぐり勝利。

ラウンド2 vsZoo
 1本目 ヒムからボブにつなげてアドバンテージを稼ぎ墓忍びまで漕ぎ着けるもライフはすでに6。そこに5/5の聖遺が現れナカティルと一緒に攻めてくる。ナカティルを止めて残り1のところにチェンライをくらって死亡。
 2本目 ヒムを連打して相手の手札を根こそぎ奪う。そこからボブでアドバンテージをとって勝利。
 3本目 不毛でサバンナを割ったら相手の土地が山1枚でストップ。事故に乗じてミシュラと十手で攻撃して勝利。サバンナが森だったら負けていた感が濃厚だがまあ良しとしよう。

ラウンド3 vsマーフォーク
 1本目 アーボーグを不毛で割られて色マナが1点しか出なくなり敗北。
 2本目 またまたアーボーグを不毛で割られて色マナが1点しか出なくなる。このときはソープロとミシュラで多少粘ったが逆転には至らず敗北。

ラウンド4 vsドレッジ
 1本目 ブレイクスルーから順調に発掘され敗北。
 2本目 囲いで手札を見るとイチョリッドやら古の遺恨やらに混じって朽ちゆくインプの姿
が。ここで必殺プロキシーの罠にはまり、これを臭い草のインプと勘違いして手札に残してしまう。このミスが自殺点となって発掘を許してしまい敗北。何をやってるんだか。


こんな感じの2勝2敗。傭兵たちはすばらしい活躍をみせました。パーミッション戦では3体の塁壁が組立作業員の半分ものパワーで相手を殴り、マーフォーク戦では説得者が先陣を切って目くらましに突っ込んでいき、Zoo戦、ドレッジ戦では多くの傭兵たちが手札に来ることを自重して有効ドロー率を向上させました。
 それにくらべて他のカードどもはいったい何をしていたのだろう。囲いは使用者をプロキシーの罠に追い落とし、ヒムはランダムディスカード選択のダイスロールでゲーム時間を長引かせ、ボブは無駄に手札の重量を増やしてプレイヤーの疲労蓄積に貢献する。墓忍びにいたっては探査能力で計算ミスを誘発し、本体の脳力不足を露呈してくれる始末だ。まったくどいつもこいつもろくなもんじゃねー。君たちには失望した!

というわけでこのデッキは解体します。傭兵を引かないほうが強い傭兵デッキってねえ・・・

今回の教訓:先人の知恵にはきちんと学びましょう!ではでは!


本日のレガシー 2勝2敗

今期のスタン    3勝2敗
今期のレガシー  2勝2敗 (2011/1/23現在)
 さてさてさて、2011年最初の大会ということでCCCに参加してきました。デッキは黒赤吸血鬼。昨年末ごろから使っていたものをいじっての参戦です。リストは以下の通りです。

クリーチャー 21枚
 4 臓物の予見者
 4 恐血鬼
 4 マラキールの門番
 2 カラストリアの貴人
 4 ナントゥーコの影
 3 探検家タクタク

呪文 16枚
 2 血の復讐
 4 稲妻
 2 強迫
 2 コジレックの審問
 1 反逆の印
 1 墓所王の探索
 1 闇の後見
 1 選別の高座
 2 肉体と精神の剣

土地 23枚
 4 溶岩爪の辺境
 4 竜髑髏の山頂
 4 黒割れの崖
 2 新緑の地下墓地
 8 沼
 1 山

サイドボード
 4 躁の蛮人
 1 カラストリアの貴人
 2 皮裂き
 1 破滅の刃
 2 電弧の痕跡
 2 反逆の印
 1 強迫
 1 選別の高座
 1 狂乱のサルカン

 前回からの変更点をあげますと、まずあまりにもバニラ感がただよう吸血鬼の裂断者を手札破壊と入れ替え。変更当初は強迫4枚でしたが、事前のスパーで面晶体の蟹に削り殺されたため対人メタで2枚を審問に変更。血の復讐を増やしたのも蟹対策です。この枠はサルカンをサイドに落とすことで捻出しました。それと、コントロール戦等で死にカードになりやすい反逆の印を減らし、わかりやすいアドバンテージカードである闇の後見と、除去に強い大型クリーチャーとして使える黒探索を投入。ちなみにこの黒探索を入れるアイディアはカントク氏に教えてもらったもの。感謝です。
 サイドボードはアーティファクト対策に蛮人を4枚、速いビートダウン対策および枚数調整担当として貴人を1枚。自分としてはこの5枚はほぼ確定枠として扱ってます。もろもろの除去はもろもろのクリーチャーへの対策として相手にあわせて投入します。蟹相手には問答無用で全部投入する方針で。本当はなにかエルドラージも入れようと思っていたんですが、これは枚数の都合で断念しました。コントロールデッキ相手には強迫と、選別の高座を追加で入れます。サルカンは同系をはじめとしたクリーチャーデッキに対抗するためのカード。といったところで実戦です。参加者20人ぐらいの5回戦。

ラウンド1 vs赤白上陸
 1本目 青森剣で場の優位を築かれるも、序盤の削り+フェッチランドのダメージで相手のライフが6になったところに稲妻を2発打ち込み勝利。
 2本目 またもや青森剣、さらにティムまで出され劣勢に追い込まれる。皮裂きで粘るものの後続が出ず、恐血鬼しかいなくなって大ピンチのところでカラストリアの貴人をトップデック、一転して攻勢に出る。相手側ゴブリンガイドの攻撃で運良く土地がめくれたこともあり、そこから予見者、タクタクと連続で引き込んで守りきり勝利。皮裂きとか出してたら相手の方にもう当たりたくねーと言われてしまった・・・ そんなこと言わんとまた対戦よろしくお願いします!

ラウンド2 vsヴァラクート
 1本目 コブラを反逆の印で除去しつつひたすら攻める。相手ライフ4の時点でタイタンが降臨するも、クリーチャー2体パンチ+稲妻で削りきり勝利。
 感想戦によると、相手の2ターン目の行動がコブラorカルニハートの2択で、そこからコブラを選択したという話だったのだが、次のドローとあわせて考えるとカルニハートが正解だった模様。次に引いた1枚というのがデッキに1枚しか入っていないカードだったそうで、2ターン目の時点ではかなり微妙な選択だったのだろう。カルニハートから入った場合の展開をシミュレートすると、一度場が平らになってこちらには5枚ぐらいのそこそこの強さの手札、相手には内容は不明だが2~3枚の手札という感じになるんだったかな。そうなると勝負はわからない、というかむしろヴァラクートが機能している分こちらが不利まであるので、これはミスに助けられた勝利というべきだろう。
 2本目 相手の土地事故で勝利。

ラウンド3 vs青白コントロール
 1本目 ギデオンを突破できないまま列柱と鳥トークンに殴られて負け。
 2本目 ギデオンの除去にターンと火力をもっていかれ、ジェイスと列柱に対処できなくなり負け。

ラウンド4 vsゴブリン
 1本目 相手の引きが芳しくない隙に攻めきって勝利。
 2本目 カルドーサの再誕を3連打されるも強化カードを出されなかったためなんとか生き延び、ゾンビトークン、門番、タクタク、貴人と展開して勝利。

ラウンド5 vsヴァラクート
 1本目 1枚目のタイタンからのヴァラクート砲撃でクリーチャーが全滅。しかし血の復讐で即刻御退場いただき、恐血鬼+剣でパンチ。ターンが帰ってくれば勝利というところで、10枚削ったライブラリーのトップに2枚目のタイタンは現れた・・・
 2本目 クリーチャーで殴っていく→タイタン1枚目でヴァラクートが並ぶ→門番で倒してさらに殴る→タイタン2枚目でクリーチャー全滅→再び門番で倒す→ガイアの復讐者に殴られる→貴人を置いて抵抗を試みる→耕作からのヴァラクート砲撃→もはや自分のクリーチャーに稲妻を打って回復するしか道はない→ブロッカー的な概念が消滅してしまった・・・

 
 と5回戦を戦って3勝2敗。敗因としてまず挙げられるのは、やはり蟹を意識しすぎた点であろう。蟹をメタった副次効果としてクリーチャーデッキへの耐性が上がったという事実は否定できないのだが、そのぶんメタの上位であるところのヴァラクート、それから青系コントロールへの対策が甘くなっていた。特に3回戦の青白コントロールはまったくのノーマークであり、ギデオンが出てしまうともう勝負にならない感じだった。どこかに枠を取ってヘックスメイジを入れる必要があるようだ。まあ青白側から見た場合吸血鬼は結構嫌な相手のはずなので、きちんと調整すればそれなりに戦えるようになるだろう。次回はヘックスメイジをメイン、サイド合わせて必ずや4枚採用して試合に臨もうと思う。
 それと前回CCC後の反省で書いていた2枚のカードについて。まず血の饗宴は、吸血鬼の絶対数削減に伴いデッキから抜けることとなった。そのため効果のほども未だ身をもっては検証できていない。今後の調整いかんによっては採用されることもあるかも知れないが、包囲戦ですごいテラーが出ることを考えるともう出番はないような気もする。さしあたりこのカードの評価は保留。たぶん永遠に保留。
 続いて選別の高座を追加でサイドインする作戦、これを3ラウンド目で実行してみたが、まずまずであった。しかし使っている側としてはまずまずでも、相手から見るとさほどの脅威ではなかったようである。今回はカウンター2で引かざるを得なかったというのもあるにはあるが、優先度としてはヘックスメイジの方がはるかに上であった。「まずまず」程度の強さのカードに2枚ものスロットを割くのは良策とは言えまい。悪くはなかったものの、作戦としては失敗だった(念のため補足。1枚挿しといて1枚引くとかなり強いです。たぶん今後も1枚は残しとくと思います)。

 反省としてはこんなところでしょうか。まあ蟹にメタを張ったこと自体は悪くなかったと思ってます。やはり何に勝ちたいかと問われれば、ヴァラクートよりも青白コントロールよりも蟹に勝ちたいわけで、とりあえずゼンディカーがスタンダードから落ちるまでは、トップメタの影におびえながらも蟹を対策し続けることをここに宣言します!

 しかし次はもう少しバランスを考えてデッキを作ります・・・

 といったところでスタンダードはここまでです。このあとはレガシーの部に出たんですが、そのレポートはまた明日にでも書きます。大会スタッフの皆様、および参加された皆様ありがとうございました!ではでは!


本日のスタン 3勝2敗

今期のスタン  3勝2敗(2011/1/23現在)
 さてさてさて、2010年も残すところあと数日となったところで、今期のマジックザギャザリングの成績についてまとめてみたいと思います。ついでに来年の目標も立てます。
 まず、昨年末に立てた2010年の目標を去年の日記から引っ張っておきます。

 『さて、この大会をもって2009年のマジックは終了です。今期のリミテッドは勝率がだいたい7割弱ぐらい、シールド大会での優勝が2回、さらにリミッツ本戦出場とまずまずの成績でした。ただ、M10からゼンディカーにかけてドラフトの成績がだいぶ落ちたので、2色環境でのドラフト能力の向上が今後の課題であると考えられます。これを踏まえた上で、
 ①リミテッドのレーティングを1800点台にのせる(一時的にでも良い)
 ②リミテッド最終勝率7割以上(来年は勝敗をきちんとカウントします)
 ③The Limits勝ち越し(リミッツが残っていれば、の話ですが)
の3点を来期の目標にします。

 構築については今期はスタンダードのみ、勝率がだいたい5割強(正確に数えてはいませんがレーティングが微妙に上がっているので勝ち越してはいるようです)、大会での入賞なしという残念な成績に終わりました。構築戦は結果どうこうよりも構築そのものに重点をおいているのですが、その点をみても満足行くデッキはあまり出来ませんでした。良かったのはローウィン最後のころに作った白フェアリーぐらいですかね。それですら入賞してないんですから困ったものです。来期は結果に重きをおくことにして、
 ①構築の大会で4回入賞する
 ②横浜および仙台のグランプリに出場し、どちらかで2日目に進出する
 ③The Finals本戦に出場する(ファイナルズが以下略)
の3点を目標に戦います。 』

 と、以上の目標のもとに1年間マジックしてきたわけですが、目標の達成状況はといいますと、

限定戦の目標
 ①リミテッドのレーティングを1800点台にのせる(一時的にでも良い)・・・未達成
   ・今期の最高レーティングはリミッツ終了時のもので、12/20現在1757点でした。
 ②リミテッド最終勝率7割以上(来年は勝敗をきちんとカウントします)・・・未達成
   ・シールドが51勝37敗4分、ドラフトが52勝42敗で、あわせて勝率は.565でした。
 ③The Limits勝ち越し(リミッツが残っていれば、の話ですが)・・・達成
   ・本戦の成績が4勝2敗1分(1Bye含む)でした。

構築戦の目標
 ①構築の大会で4回入賞する・・・達成
   ・スタンダード構築戦で3回、エクステンデッド構築戦で1回、通算4回入賞しました。
 ②横浜および仙台のグランプリに出場し、どちらかで2日目に進出する・・・未達成
   ・GP横浜が5勝4敗、GP仙台も5勝4敗で、2日目に進めませんでした。
 ③The Finals本戦に出場する(ファイナルズが以下略)
   ・土浦の予選に出て2勝2敗1分。かすりもしませんでした。

 という次第で目標の達成率は1/3。いまいちです。正直な話、目標達成へのモチベーションが高かったとはお世辞にも言えず、形だけの目標に終始していた感は否めません。特に構築戦に関してはそうした傾向が顕著でした。来年はこの辺に何かしらの対策を打つことにします。

 ではこの結果をふまえて2011年の目標を設定します。

限定戦の目標
 ①限定戦のレーティングを1800点台にのせる(一時的にでも良い)
 ②限定戦最終勝率6割以上
 ③The Limits本戦に出場し、シールド、ドラフトの両ラウンドともに勝ち越す
構築戦の目標
 ①構築の大会で6回入賞する
 ②エターナル部門のレーティングにおいて1600点を上回った状態で年末を迎える
 ③The Finals本戦に出場する

以上です。で、この目標を達成するための行動の指針として、ひとつひとつのゲームを今までと比べてより大切にしていきたいと考えています。すべてデュエルは一期一会。常にそう意識して、自分にとっても、また対戦して下さる相手にとっても良いゲームができるよう行動していきたいと思います。その辺から変えていくと結果もついてくるんじゃないかなどと思ったり思わなかったりする今日この頃です。
 しかしこれはスタンスであってアクションではないので(これ、なにかの本に書いてあった言葉のような気がするんだが、なんだったかな・・・)、このスタンスを貫くためにどう行動するかを考えねばいかんわけです。そこでとりあえず来年は、出場した全ての大会についてこのDNにレポートを上げる事にします。そうすれば多少は緊張感が上がって、良いゲームの演出に一役買ってくれるかなと思っています。なにせ今年は勝ち越したときとか入賞したときとかしか日記書いてませんでしたから。常にレポート書く前提で試合をすると思うとちょっと意識変わりますよねたぶん。
 とまあこんなところでしょうか。この1年いろいろありましたが、すくなくともマジックザギャザリングに関していえば、仲間に恵まれ、環境に恵まれ、大会に恵まれ、リミテッドのパックにも概ね恵まれ、まずまず文句の無い年でありました。皆々様ありがとうございました。そして、来年も何卒宜しくお願い致します。来年も、もしくは来年こそみなさまが良いパックに恵まれますようにお祈り申し上げまして、2010年の日記を閉じます。それでは皆様、良いお年を。
 さてさてさて、リミッツの興奮もさめやらぬまま? にCCCに参加してきました。自分としてはこの試合で今期の構築戦を締めくくる予定なのでぜひとも勝って終わりたいところです。使ったデッキは黒赤吸血鬼で、リストは以下です。

クリーチャー 25枚
 4 吸血鬼の裂断者
 4 臓物の予見者
 4 恐血鬼
 4 マラキールの門番
 2 カラストリアの貴人
 4 ナントゥーコの影
 3 探検家タクタク

呪文 12枚
 1 血の復讐
 4 稲妻
 3 反逆の印
 1 選別の高座
 2 肉体と精神の剣
 1 狂乱のサルカン

土地 23枚
 4 溶岩爪の辺境
 4 竜髑髏の山頂
 4 黒割れの崖
 2 新緑の地下墓地
 2 湿地の干潟
 7 沼

サイドボード
 4 躁の蛮人
 1 カラストリアの貴人
 4 吸血鬼の夜鷲
 1 血の饗宴
 3 記憶殺し
 2 サディストの聖餐

というもの。吸血鬼は攻撃力が低いのでシェイドとタクタクを投入して打点アップを図っています。同時に除去耐性も上がって一石二鳥。そのぶん吸血鬼の総数が減ってるので貴人の枚数をおさえてあります。
 呪文は除去を中心にセレクト。稲妻で軽量級に、反逆の印で重量級にそれぞれ対抗します。緑タイタンをメタっているともいいますね。あと最近流行の黒タイタンは反逆の印に耐性があると言われますが、黒赤側からみて黒タイタンをもっともおいしく料理できる方法はやはり反逆の印なのかなーと思います。といっても生贄手段が用意できている前提ではありますけど。
 サイドボードの躁の蛮人の主な仮想敵は各種装備品およびラチェットボム。カラストリアの貴人は速攻デッキ対策とメインデッキの微調整役を兼ねています。 夜鷲は同じく速攻デッキ対策、および地上を壁等で固めてくるデッキ相手に投入します。血の饗宴は世界選手権ベスト8のデッキに1枚入っていたのを真似てみました。速攻デッキ相手に効きそうですが今回は活躍の機会がありませんでした。しかし黒いクリーチャーも倒せるのでしばらく採用しておこうと思っています。
 ヴァラクートおよび遅いコントロールに対しては相手のキーカードをリムーブする作戦を採用しました。記憶殺しでタイタンやジェイスを抜いたり、サディストでヴァラクートを消したりするあたりを狙っています。といったところで実戦です。参加者20人ぐらいのスイス5回戦です。

ラウンド1 vs緑白青族霊鎧デッキ
 1本目 最初のクリーチャーを族霊鎧スタックで除去したら後続が止まり、そのまま勝利
 1本目 相手色事故で勝利

ラウンド2 vs青黒白コントロール
 1本目 無念の沼単負け。たしか死ぬまで沼単だった
 2本目 序盤からテンポ良く攻めたてて勝利。タクタクが超頑張った
 3本目 選別の高座にカウンターを貯めながらじわじわ攻める。しかし相手の場にあるラチェットボムを失念したまま1枚のみ立っていた土地を際で割らせてしまい、まんまと高座を潰されてしまう。5枚も引き損ね、結局攻めきれずドロー。もっと時間あったら負けてた試合。これはないわ

ラウンド3 vs青白コントロール
 1本目 恐血鬼を2枚リムーブされて攻勢を維持できず、昇天達成で負け。相手のライフは結構削っていたので火力で勝つ目もあったが、赤マナを際で潰されていたため残りターン的に間に合わなかった
 2本目 序盤から攻勢をかけて削りきり勝利。恐血鬼に打たれたパージを稲妻でかわしたのが効いたと思われる。
 3本目 無念の沼単負け。死ぬ間際にたしか赤マナ1枚引けたけど、すでにジェイスの忠誠値が火力圏外になっていてはもはや勝利はない

ラウンド4 vs赤緑青ワイルドファイア
 1本目 相手のブロッカーを潰しながら攻めきって勝利
 2本目 マナ加速からガラクと青タイタンが並んでしまい負け。サディストとか打ってる場合じゃなかった
 3本目 こちらのクリーチャーを相手が火力で捌いていく展開の中、生き残った夜鷲と生き返った恐血鬼で場の優位を築く。そこに青森剣を追加し、青タイタンを血の復讐で倒して勝利。赤タイタン引かれてたら危なかったゲームだ

ラウンド5 vsヴァラクート
 1本目 シェイドで半分削り、返しに出てきた赤タイタンを奪ってもう半分削って勝利。感想戦で話したところによると、タイタンを出さずとも耐えられるプランはあったらしい。そっちの道に進まれたら負けてたかも
 2本目 ゼンディカーの報復者を警戒して反逆の印を抜き、記憶殺しとサディストを投入。しかし作戦は不発に終わり、赤タイタン降臨で負け
 3本目 報復者少ないとみて反逆の印を戻す。裂断者とタクタクで攻め立て、緑タイタンを奪って勝利。ちなみに報復者は取っていなかったとのこと。難しいサイドボードである

というわけで3-1-1。残念ながら入賞には届きませんでした。

 反省点はなんといってもサイド後のリムーブ作戦ですね。これが見事に大失敗。サディストとかただのディスアドバンテージカードでした。昔の道化の帽子的な仕事をしてくれるかと思ったらとんでもねー。この手のカードは特定のキーカードに頼るデッキを相手にしてこそ光るということですね。残念ながら作戦負けでした。やはり強迫とか審問といった軽いハンデスのほうがデッキに合っているようです。
 続いて土地バランス。これがまた失敗で、赤マナがなくて困るケースが結構な頻度で見られました。以前マラキールの門番を4枚積んだ青黒デッキに島を2枚入れて試合に臨み、その島を1枚引いてしまったために門番のキッカーが払えず負けたことがありまして。その反省から今回は山を入れなかったのですが、どうやら1枚なら入れても良いような雰囲気を感じました。ゼンディカーのライフゲイン2色ランドという手もありますが、さすがにタップインが多すぎる気もするので、さしあたり山を1枚採用してしばらく使ってみようと思います。それでも山が邪魔になるようなら門番を3枚にするかドロースペルを入れるか。やはり2色のマナバランスは難しいです。
 それと小さなことですが、サイドに2枚目の選別の高座を取るのも有りかなと思いました。青白系コントロールデッキを相手にした場合、恐血鬼をまわしながら攻めていくのが大きな勝ち筋になるんですが、相手もその辺心得ていますからパージなり未達なり入れてきますよね。そうするとこちらとしては生贄手段が欲しくなるんですが、それがクリーチャーだとラスゴ等で一気に持ってかれてしまうため召喚がためらわれます。そこにパージを突き刺してくるのが強者だと思うんですけど、高座なら遠慮なく出して相手にプレッシャーを与えることが出来るわけです。その前にハンデスで除去を抜けよ、という気もしないでもないですが、白力線の存在を考えると青黒系と比べてハンデスをサイドインしにくいので、こういう方向のサイドボードが効くんじゃないかと思うわけです。という目論見で次に吸血鬼使うときにはメインに1、サイドに1という構成でいこうと思ってます。
 
 んで良かった点を挙げるとメインデッキのクリーチャー構成があります。シェイドもタクタクも概ね狙いどおりの仕事をしました。しかしシェイドは4積みのくせにあまり引けなくて、この恐血鬼なり門番なりがシェイドだったらなあという場面が何度もありました。まあこれは言っても詮無いことですが。あと貴人のメイン2、サイド1というのもなかなか好感触。引きすぎず、かといって引かないわけでもないあたりが良い感じでした。吸血鬼で固めていない構成ならではのバランスといったところです。といっても勝っていないので普通に吸血鬼で統一するほうが強いのかもしれんのですが。

 といったところですね。反省点ばかりですがいちおう勝ち越して、今期のスタンダードの通算成績も勝ち越しにもっていくことができたのでまあ良しとします。大会スタッフの皆様および参加されたみなさま有難うございました。ではでは!

 しかし一日はまだまだ終わらず、この後サイドイベントのレガシー大会に参加して塗膜シャッターデッキで1勝1敗1分の成績をおさめ、会場をひけた後はみんなでお好み焼きを食べまくった挙句カラオケに繰り出すという暴挙に出てしまいました。もうおっさんだと思っていましたが意外とやれるもんですね。重ね重ねみなさま有難うございました!ではでは!



本日のスタン 3勝1敗1分
本日のレガシー 1勝1敗1分

今期のスタン      51勝50敗2分
今期のエクテン     10勝8敗
今期のレガシー    1勝1敗1分
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     51勝37敗4分
今期のドラフト      52勝42敗 (2010/12/19現在)

 さてこの大会をもって2010年期の構築戦を締めくくります。次の日記にて年始めに立てた目標の達成状況とそれを踏まえての来期の目標を書こうと思います。というわけで今回はここまでです。ではでは!
 さてさてさて、なんとか無事に世界選手権の日を迎え、仲間たちと幕張へ行ってきました。私個人の予定としては11日はリミッツ本戦に参加、12日は適当にぷらぷらしつつ冷やかし&買い物という方針です。
 しかし道中信号に嫌われたり道を間違えたりと細かいトラブルに見舞われたため、メッセの駐車場から会場までダッシュするはめになりまして。中年のおっさんの足腰がついてくるわけもなく、会場入りの時点ですでに虫の息でありました。

 しかし無理やり気を取り直してリミッツ本戦に臨む。シールド4回戦、ドラフト3回戦の後上位8人でロチェスター。参加人数は170人ぐらい。シールド戦で作ったデッキは以下。

クリーチャー 15枚
 1 トゲ打ちの古老
 1 燃えさし鍛冶
 2 鉄のマイア
 2 シルヴォクの模造品
 2 モリオックの模造品
 1 錆ダニ
 1 オキシダの屑鉄溶かし
 1 連射のオーガ
 1 ゴーレムの職工
 1 執行の悪魔
 1 鋼のヘルカイト
 1 ダークスティールの歩哨

呪文 9枚
 2 感電破
 1 地平線の呪文爆弾
 1 転倒の磁石
 1 闊歩するものの装具
 1 感染の賦活
 1 真っ二つ
 1 生体融合外骨格
 1 金屑化

土地 16枚
 1 銅線の地溝
 1 黒割れの崖
 7 山
 4 森
 3 沼

というデッキです。突っ込みどころは後述することにして、以下実戦です。

ラウンド1 vs黒赤白
 1本目 ゲスを金屑化で焼いて勝利
 2本目 序盤2ランドでストップ。なんとか持ち直すもスキジリクスを除去できず負け
 3本目 ゲスを除去できず負け

ラウンド2 vs青赤
 1本目 オキシダのアドバンテージを捲れず負け
 2本目 大建築家から戦闘球を高速召喚され負け

ラウンド3 vs青黒
 1本目 序盤の攻勢を伝染病エンジンで捌かれるもヘルカイト召喚で勝利
 2本目 執行の悪魔で勝利

ラウンド4 vs緑白
 1本目 内容は記憶にないが勝利
 2本目 序盤2ランドストップ。なんとか持ち直すもヒポグリフでアドバンテージ負け
 3本目 時間切れ引き分け

というわけでシールドは1-2-1。なんともだめですね。敗因は、中盤の戦線を支えるクリーチャーが弱かったことでしょうか。剣爪のゴーレムをメインに取るのが正解だったようです。それとさらに大きな敗因として、土地を16枚にしてしまったことが挙げられます。強いカードが6マナに集中しているのだから、なるべく早くそこまで行くようにデッキを組むべきでした。土地も詰まり気味でしたし。

 続いてドラフト。入賞の目はなさそうなのでせめてレア取りを狙う方針でピックに臨みます。それで初手にでたレアが白金の帝像。取っても良かったんだけど横に赤護符があり、早くもレア取りを断念。モックスとかなら嬉々として取ったのに、初心とは忘れるためにあるのでしょうか。と紆余曲折を経て出来たデッキがこちら。

クリーチャー 15枚
 1 きらめく鷹
 1 ヴィダルケンのセルターチ
 1 太陽の槍のシカール
 2 金のマイア
 1 銀のマイア
 1 危険なマイア
 1 王の摂政、ケンバ 
 1 粗石の魔道士
 1 ニューロックの模造品
 1 刻まれた勇者
 1 微光角の鹿
 1 ルーメングリッドのドレイク
 1 剃刀のヒポグリフ
 1 ゴーレムの職工

呪文 9枚
 1 調和者隊の盾
 2 きらめく鷹の偶像
 1 刃の翼
 1 憤怒の三角護符
 1 正義の施行
 1 拘引
 1 錆びた秘宝
 1 真実の確信

土地 16枚
 10 平地
 6 島

です。まあ普通の青白ですがちょっとカードパワー低い感じ。大丈夫かな?では実戦です。

ラウンド5 vs青白
 1本目 太陽破の天使にごっそり持っていかれたカード差を埋められず負け
 2本目 良く覚えていないが勝利
 3本目 良く覚えていないが勝利。デッキ的には相手のほうが強かったので、引きに助けられた部分が大きいかと

ラウンド6 vs黒緑毒
 1本目 正義の施行で2対1を取って勝利
 2本目 相手の事故に乗じて勝利

ラウンド7 Bye
 ここに来て不戦勝。なんか肩透かし食らったかんじ

そんなこんなでドラフトはなんちゃって3-0。デッキは決して強くありませんでしたがポッドのカードパワーも全体的に低かったようです。まあ運が良かったというところでしょうか。 

というわけでスイスラウンドを終えて4-2-1。去年の2-4と比べればまあ、まあ。もう少し勝ちたかったけど、こんなところでしょう。私自身の成績はこのとおり振るいませんでしたが同行したカントク氏が見事ベスト8に進出!おめでとうございました!

 リミッツ終了後は異種格闘ドラフトに参加して2勝1敗の成績をおさめたり、バイヤーブースを覗いたり。その後宿に移動して荷物を置いて飲み屋で祝勝会を行い、ふたたび宿に戻って就寝、初日は終了であります。

初日のシールド 1勝2敗1分
初日のドラフト 4勝1敗

今期のスタン      48勝49敗1分
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     49勝34敗4分
今期のドラフト      52勝39敗 (2010/12/11現在)

 さて2日目です。2日目午前中はスタンダードのデッキを回したりしながらまったり過ごし、午後からYAM氏と組んで双頭巨人戦シールドに参加。YAM氏が赤緑デッキ、私が白黒デッキを使用して2勝3敗のところでドロップ。基本的に足を引っ張る役に終始してしまい申し訳なく思っております。レギュレーション自体は結構面白いと思いましたので、懲りずにまた組んでもらえると嬉しく思います。2日目のイベントはこれのみで、あとは冷やかしと買い物。基本的にカスレア箱を漁るのが目的だったのですが、気づいたらチェーンライトニングを4枚買ってました。何をやってるんだか。そんなこんなで会場を後にして、みんなでご飯を食べて解散しました。皆さん有難うございました!そしておめでとうございました!ではでは!

2日目のシールド 2勝3敗

今期のスタン      48勝49敗1分
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     51勝37敗4分
今期のドラフト      52勝39敗 (2010/12/12現在)

 さてさてさて、今年のリミッツ予選も2度目の挑戦ということで、土浦で行われた大会に参加してきました。1回目の挑戦(千葉)では、パックは強かったにもかかわらず本体が弱くて敗退してしまったので、前回の反省を活かして通過したいところです。

 最初のカードチェックでは槌のコス、蔵精錬のドラゴンを擁する凄まじいカードプールを引いてしまい、これで戦いたかったとかぶちぶち愚痴りつつデッキ交換。もちろん重要なのはカードプールの強さよりもコス入手のほうであります。無念なり。

 んで自分に割り当てられたプールを見るとドラゴンだけ戻ってきてました。お供は不死鳥。まあいいんですけど、ちょっと残念な気分と一緒にデッキ構築タイム。構築したデッキは以下です。

クリーチャー 16枚
 1 燃えさし鍛冶
 1 かき鳴らし鳥
 1 金のマイア
 1 銀のマイア
 1 銅のマイア
 1 危険なマイア
 1 マイアの感電者
 1 マイアの繁殖者
 1 錆ダニ
 1 血まなこの練習生
 1 闇滑りのドレイク
 1 カルドーサのフェニックス
 2 空長魚の群れ
 1 蔵精錬のドラゴン
 1 ダークスティールの歩哨

呪文 8枚
 3 感電破
 1 金屑化
 1 ダークスティールの斧
 2 憤怒の三角護符
 1 転倒の磁石

土地 16枚
 9 山
 7 島

解呪系がドラゴンしかないのが気になりますが、結構強いデッキだと思います。相手のデッキに致命的なアーティファクトが入っていたら、青を抜いて緑レプリカを2枚サイドから投入して戦うというプランにしました。火力は多いし錆ダニもいるので十分戦えるという読みです。それとこれまでは、マナマイアは2枚を越えての投入はしないという自分内原則のもとにシールド、ドラフトともにデッキを組んできたのですが、今回は3枚入れています。理由は、
 ・6マナのカードが2枚ある
 ・ドラゴン、フェニックス、マイアの繁殖者など、マナを食うカードが多い
 ・腐ったとしても空長魚で捨てることができる
 ・斧、赤護符、マイアロードがあるため、いちおう戦闘員として計算できる
といった点です。
 では実戦です。参加者がたしか18人で、スイス4回戦ののち8人によるシングルエリミ2回戦を行い、上位2人が予選通過です。ゲームの内容については記憶が怪しいので結果だけ書きますと、

ラウンド1 vs赤青 ×○○ サイド後緑にチェンジ
ラウンド2 vs青白 ○×△ 色変えなし
ラウンド3 vs赤白緑 ○○ 色変えなし
ラウンド4 vs黒緑 ○○ サイド後緑にチェンジ

の3勝1分。スイスラウンド2位でエリミに進み、

ラウンド5 vs青白 ○○ 色変えなし
ラウンド6 vs緑白 ○×○ サイド後緑にチェンジ

と2連勝で予選を通過できました。トラブルなく本戦に出られれば昨年に引き続いての参加になるので、2勝4敗と負け越してしまった前回のリベンジを果たしたいところです。

今回の発見としては
 ・ダークスティールの歩哨の評価が上昇した・・・・・初めてこのカードを使ったところ思った以上に強力でした。若干重いですが、除去に不死身のクリーチャーがついてくると考えれば弱い理由はないかなと。あと、地味に警戒がついてるとわかったのも大きいです。恥ずかしながら全く知らなくて、インスタントで出してブロックした後1ターン棒立ちさせてました。本戦でやったら目も当てられないので、ここで気づけてよかったと思います。さすがにいちど気づいたらこれは忘れんでしょうたぶん。

 ・マナマイア3枚はやはり多かった・・・・・おそらくあるだろうと思っていましたが、案の定1度、3枚固め引いて死にました。それなら、土地16でマイア3にするより、土地17でマイア2にしたほうがほうがまだ強そうです。アークトレイルとかにも若干強くなりますし。やはり土地16+マイア2に加えて適当なマナサポートorドローサポートが2~3枚、という構成がいいように思いました。2マナ出るマイアがいれば3枚目(むしろ1枚目?)に採用できるんでしょうけど、毎度毎度引けるわけでもありませんしね。ここはまだ考える余地があると思いますので、本戦までに最善策はこれ、次善策はこれ、それもだめならこれ、ぐらいまでの基準は決めておきたいと思っています。

 まあこんなところでしょうか。なにはともあれ予選を通過できて嬉しいかぎりです。それと、今回の予選はBLUE RIVER氏に声をかけていただいたおかげで参加できたものです。この場を借りて御礼申し上げます。有難うございました。

それでは。


本日のシールド 5勝1分

今期のスタン      45勝47敗1分
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     46勝30敗3分
今期のドラフト      42勝35敗 (2010/11/13現在) 

さてさてさて、やってきましたハリケーンゲームデイ。どばどば雨が降る中の特攻はなかなか厳しかった。暴風雨って程ではなかったのでまだ救われてはいましたけど。

 この日は午後からの開催ということで午前中にデッキを作る予定だったのですが、起きたらなんとも体調が悪く、体も心もよれよれの状態。栄養ドリンクなど買いに走ってどうにか動ける状態までは持っていったものの自力でデッキ作るまでには至らず、カントク氏謹製の毒デッキを使用することにして、サイドだけなんとなく作って参戦しました。リストは以下の通りです。


クリーチャー 22枚
 4 極楽鳥
 1 ラノワールのエルフ
 4 荒廃のマンバ
 4 胆液爪のマイア
 4 屍百足
 3 嚢胞抱え
 2 化膿獣

呪文 16枚
 4 巨大化
 4 地うねり
 4 巨森の蔦
 4 ひずみの一撃

土地 22枚
 4 霧深い雨林
 4 飛翔する海崖
 13 森
 1 島

サイドボード
 3 死体の野犬
 2 伝染病の留め金
 3 送還
 3 呪文貫き
 2 瞬間凍結
 2 帰化

というもの。メインは見ての通りの高速毒殺デッキ。昔のストンピィみたいな感じですかね。飛行ランドとひずみの一撃がいい味を出してます。

 陣営をフィーチャーしたゲームデイということもあり、サイドは同型を意識して作りました。同型戦では基本的にクリーチャーが相打ちしていくはずなので、消耗戦に強い野犬、除去+本体火力になる留め金、巨大化系にスタックで打てるアンサモンを投入して戦います。呪文貫きは対コントロール用で、ヴァラクートに対しても投入する予定。フラッシュフリーズは赤緑系諸々への、ディッチは青緑剣とか秘宝探索とかを使うデッキへの対策カードです。当初は帰化ではなく、4ライフあげるから1マナでディッチさせてくれ的なスペルを入れようと思っていたのですが、収録エキスパンションがわからないまま探したらまんまと発見できなかったために帰化になったという裏事情があります。あとで聞いたらワールドウェイクのカードとのことで、帰ってからちょっと探したらあっさり見つかりました。やれやれです。
 おっと今書いてて気づいたんですがディッチは毒デッキにも効きますね。マイアも百足も殺せるじゃないですか。しかしこれ構築前はともかく試合中には気づけよって話だよな。どんだけ頭回ってなかったんでしょうね。全く困ったものです。

 といったところで実戦です。参加18人ぐらいかな? のスイス4回戦。

ラウンド1 vs緑黒毒殺
 1本目 いきなり毒ですか。相手がクリーチャー引かず勝利。
 2本目 ハンデスと除去でボードを制圧され攻め立てられる。やけくそで巨大化を放つしか勝ちの目がなくなったところにきっちり除去を合わせられ(そりゃそうだよね)、ゲスの玉座でとどめをうたれて敗北。相手の玉座+百足が良い動きをしていた。
 3本目 相手の除去を乗り越えてクリーチャーを展開し勝利。

ラウンド2 vs青白黒コントロール
 1本目 無念のトリマリ。クリーチャーを捌かれた後青タイタン降臨で敗北。
 2本目 無念のダブマリ。クリーチャーを捌かれた後強迫で最後の手札の森がばれ、ギデオンが出たところでもはや投げるしかねー。

ラウンド3 vs緑黒毒殺
 1本目 またもや毒ですか。序盤のクリーチャー相打ちの末相手の場に後続が出ず勝利。
 2本目 野犬2枚でぐるぐるモードを相手が突破できず勝利。

ラウンド4 vsヴァラクート
 1本目 メインからパイロクラスムでクリーチャーを一掃されて7マナ並んでしまったらもはや投げるしかねー。
 2本目 相手事故で勝利。
 3本目 序盤のマナ加速を弾いて時間を稼ぎ毒を載せていく。途中パイロクラスムで流されてとぐろエンジンを出されるも野犬を召喚して場を立て直し、飛行ランド+巨大化を決めて勝利。

 というわけで3-1。3位に入賞しました。しかもファイレクシア陣営の1位を獲得。思いのほか頑張れました。この毒デッキなかなか強かったので、しばらく使ってみようと思います。今後いじってみたい点を挙げると
 ・化膿獣をなんか違うカードにしたい。重すぎて毎回必ずサイドに落ちていく。全抜きか、秘密兵器として1枚ざしが吉なかんじ。
 ・装備品を投入してみたい。クリーチャーの恒常的サイズアップ(特にタフネス)が欲しい場面が結構あった。今回は陣営デッキにしたため入らなかったが、青緑剣などさすと良いかも。と思ったら巨大化できなくなるのか、微妙かな? しかもひずめないし。
 ・野犬のメイン採用。なんだかんだいって毒クリーチャーは結構除去されるということもあり、毎度毎度いちいちサイドインしていた。それなら2~3枚メインに取っていいように思う。

 といったところ。今回は悪い体調のわりに良い成績をあげられて非常に良かったと思います。デッキをつくってくれたカントク氏に感謝です。余談ですが、賞品でいただいたパックをむいたらスキジリクスが出ました。最後まで毒々しい一日でした。

てなわけで

本日のスタン 3勝1敗

今期のスタン      45勝47敗1分
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     38勝25敗1分
今期のドラフト      42勝35敗 (2010/10/30現在) 

 さてさてさて、このたび恒例のプレリに参加してきました。初日のレアは

水銀のガルガンチュアン
鍛えられた鋼
真実の確信
記憶殺し
漸増爆弾
試作品の扉

の6枚。漸増爆弾は結構欲しかったのでなかなか良い。パック全体としてはなんとも弱くて、青赤の飛行+メタルクラフトで構築するも結局4回戦を2-2。試合終了後2種類の十字軍を入れた白ウィニー戦略で組み直してみたらさらに弱かったので、構築は間違っていなかったと思う。まあしょうがない感じ。

 初日終了後仲間内でパックを交換してデッキ構築の練習をしたりして2日目に備える。
ほんで2日目のレアは

金属海の沿岸
王の摂政、ケンバ
執行の悪魔
記憶殺し
苦行主義
伝染病エンジン

の6枚。2日目のカードプールはそれなりに強力で、2種類の増殖アーティファクトにバックアップされた黒緑毒デッキを構築して4回戦で3-1。まあぼちぼちか。

 2日目はドラフトにも参加。またまた黒緑毒デッキを構築するも、2戦目で青赤メタルクラフトデッキに敗れて2-1。ちなみにこの日の負け試合の内容がシールド、ドラフトともにこちらの毒クリーチャーをコピーしたガルガンチュアンに殺されるというもの。なんというかファイレクシアは悪事の報いで滅びました的な雰囲気を感じてしまった。はぁ。


 で、いくつか気づいた点を挙げると、

・毒は強いけど正直頼りない。ドラクエの毒針とかザラキとかって安定感なくて使いにくいじゃない?なんかそんな感じ。あとサイズが小さいのも大きなマイナス要素で、2点1点の火力とかでごっそり持っていかれるとリカバリー不可まである。ドラフトで毒で3-0を目指すなら毒以外のパーツを相当強いカードで固めないと厳しいと思われる。

・しかし毒パーツは流れによってはかなり安く集められるので、序盤で増殖アーティファクトとかアーティファクト破壊系とか取っておいて途中で毒に切り替えるピックができるというメリットもありそう(今回のドラフトで自分が取った作戦がこれ)。それとメタルクラフトのカードとかマナマイアとかがなくてもデッキとして成立する強みもある。3-0は厳しくても手堅く2-1は取るぜ、ぐらいのデッキには仕上げられる筈。

・マナマイアはデッキに2枚までが限界。3枚以上入れてうっかり固め引くと敗北に直結する。これには異論もあると思う、2マナのマイアは色が合ってなくてもとにかく入れるという人もいるだろう、しかし2枚が限界だ。入れなくて済むなら入れないほうがいいといっても過言ではない。正直、2枚入れて2枚引いたら負けるから1枚にしとくかとまで思った。いやほんとに。まあ、重いパワーカード満載のデッキだとこの限りではないのかも知れんので、その点は今後考察してみようと思う。


 といったところです。この環境は戦線が膠着しやすく、小細工を重ねて攻撃を通していくゲーム展開になりやすいように見受けられます。わずかなミスが勝敗を分けることも多く、緊張感のある面白い環境であるように思いました。まだ始まったばかりでよくわかってませんですが、とりあえず発売が楽しみです。ではではっ。


というわけで

今回のシールド 5勝3敗
今回のドラフト  2勝1敗

今期のスタン      38勝41敗
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     36勝24敗1分
今期のドラフト      34勝31敗 (2010/9/26現在) 

 さてさてさて、このたびまたまたチーム戦に参加しました。チーム構成がA席にYAM氏(白ウィニー)、B席にわたし(赤バーン)、C席にカントク氏(ヴァラクート)で、チーム名はつくばドロップスリターンズ。わたしのデッキは以下です。

クリーチャー 18枚
 4 ゴブリンの先達
 4 地獄火花の精霊
 2 カルガの竜王
 4 地獄の雷
 4 ボール・ライトニング

呪文 17枚
 4 稲妻
 4 噴出の稲妻
 4 焼尽の猛火
 1 よろめきショック
 2 チャンドラの憤慨
 2 地震

土地 25枚
 4 沸騰する小湖
 4 乾燥台地
 1 広漠なる変幻地
 4 ぐらつく峰
 12 山

サイドボード
 4 テューンの戦僧
 1 信頼おける山刀
 1 カルガの竜王
 2 チャンドラの憤慨
 2 魔力のとげ
 2 未達への旅
 3 平地

 メイン、サイドともにPWCチーム戦で使ったデッキに若干の調整を加えたもの。基本的にやることは前と一緒です。
 もっとも大きな変更点は、前回サイドイン率100%だったチャンドラの憤慨を2枚メインに採用したこと。これによってサイドのスペースが空いたのでより幅広く対策カードを取れるようになりました。
 テューンの戦僧の主なターゲットは白力線とか赤昇天とか。あとヴァラクートの緑探検を対策する意味も一応あります。山刀はテューンの攻撃力不足を補うためにセットで投入します。それと先達なんかのパワーを上げて火力を使わずに壁を突破する狙いも。
 カルガの竜王、チャンドラの憤慨は枚数調整用。魔力のとげはコントロール全般に効くという算段で採用しました。白力線を張られていてもプレインズウォーカーを攻められるあたりが素敵です。未達への旅は主にコーの火歩きを消すためのカード。前日までは猛火の松明を4枚サイドに入れるつもりだったのですが、チームメイトとの前日打ち合わせで赤クリーチャーに装備すると松明を火歩きに投げられない点を指摘され、未達に変更。いや危なかった。枚数が2枚なのは白いカードが増えすぎるのを嫌ったため。それと本体を削れないというのも採用がためらわれる理由のひとつですね。カーストスクロールがあればなぁ、とかしみじみ思う今日このごろです。では実戦です。参加チーム16のスイス5回戦。上4チームに入れば決勝ラウンド。


ラウンド1 vs君主ナヤ ○○
 チーム0-1 個人1-0

ラウンド2 vs赤緑エルフ ○××
 チーム1-1 個人1-1

ラウンド3 vs緑単ビート ×○○
 チーム1-2 個人2-1

ラウンド4 vs赤昇天 ○〇
 チーム2-2 個人3-1

ラウンド5 vs赤白上陸 ○○
 チーム3-2 個人4-1

でした。順位は16チーム中7位。今回はチーム全員にマリガンの連続やら事故やらが激しく降りかかり、結構な数のゲームを落としてしまいました(特に両サイドの2人はひどかった。見ていて悲しくなってくる程)。なので今回は勝ち運がなかったという感じでしょうか。実際のところは調整が不足していた面も否定できず、むしろこっちの理由のが大きいかも?とか思ったり思わなかったりしますが。
 自分としては、ラウンド2の3本目にプレイミスで負けてしまったのが猛省を要するところ。ここでのミスは今思い出しても決してやってはならないもの。このミス(火力の打ち間違い)がなかったらラストドローで勝っていた。試合はミスがなかったとしてもラストドロー勝負になる緊迫したゲームだったのだが、最後に引けば勝利できるカードを1種類失念していたのだ。でその1枚がまんまとトップにあって敗北。何をやってるんだか。仲間が2人とも勝ってくれたので一応事なきを得たものの、ここで自分も勝利していれば、チーム全員勝利ということで後のラウンドに勢いを持ち越せたかも思うと残念でならない。
 まあ、ここで何か別なカードをトップして勝ってしまっていたらミスがあったことに気づかなかったと思うので、負けて良かったとも言えるんですけどね。いや申し訳ないです。

といったところで

本日のスタン 4勝1敗

今期のスタン      36勝37敗
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     31勝21敗1分
今期のドラフト      32勝30敗 (2010/8/28現在) 


 さてさてさて、次の日はとうとうやってきたCCC100th。だったんですが諸々の事情により遅刻。午後から会場入りしてボードゲームとかやってました。スタンダードにもドラフトにも参加できませんでしたが、懐かしい顔ぶれがたくさん来てくれていて、非常に楽しい一日でありました。とりあえずCCCが今後もすえながく続くことを願ってこの文章を閉じます。最後にひとこと申し述べますと遅刻してしまってまことに申し訳ない・・・いやはやいやはや・・・
 さてさてさて、21日から22日にかけてドラフト、シールドを連続で遊んだのでその話をしようと思います。このところ周囲のドラフト熱が上がっているようで、21日夜にカントク氏邸にてドラフトをする運びとなりました。まあ6ドラかなぁとか思っていたらなんと9人も集まってしまう斬新な展開。最近ドラフトを苦手に感じている自分は1まわし目は見にまわり、面子がひとり減った2まわし目から参戦しました。

 2まわし目の最初のパックは弱めで、レアにベイロスがあるぐらい。初手から緑に行きたくはないんだけどまあ仕方ないのでベイロスを取る。2手目はなんだったかな、確か大海月と斧の2択で、除去なしの青緑になるのを嫌って斧を取ったような記憶が。その後赤か黒に進んで除去を集める予定だったが全く流れてこないため、白の飛行クリーチャーを掻き集めるドラフトに路線変更、2/1のペガサス5枚と十字軍が入って土地16枚で回す結局除去なしになっちまった白緑デッキを構築しました。しかしこのデッキは思いのほか強力で、結果3-0の1位。攻勢を維持しつづけることに気をつけてプレイしていれば、除去なしでもなんとか戦えるようです。このドラフトで頑張ったカードは外套ですかね。攻撃力が上がらないという理由でこれまでは敬遠してきたカードなんですが、膠着した戦線をすり抜ける能力が白緑系と相性が良いようで、中盤以降に攻勢を保つのに貢献してくれました。

 ひきつづき3まわし目にも参加。今回の初手はファイアボール、2手目にジェイスの創意。しかし赤も青も流れてくるカードが微妙で、結局白に進んでトリコロール白ウィニーを構築。初戦で強い白黒デッキに当たって敗れ、2、3戦目は勝って4位に。このときは下家と色が被ってデッキが弱くなってしまいました。卓内の色分布をみると自分の位置的には緑に進むところだったんだけど、緑は出たカードが非常に弱かったんだよね。ドラフトは協調が大切と人はいうけれど、協調したからといって強いカードが必ずしも出るとは限らないし、色がかぶるのを覚悟して強いカードから取っていったほうがデッキが強くなるんじゃないかと自分は思っています。ただ、アラーラブロックみたいに適当に色を散らして問題ない世界だったらそれでよくても、基本セットのように多色化しにくい環境だとそううまくもいかないんですよね。で思いついたんですが、決め打ちにして前もって色を宣言しておくってのはどうですかね。パック開ける前に、「俺は今回赤黒でいきます。協調よろしくお願いします!」みたいな。かぶるとわかっていて最初からかぶせてくる人もあまりいないだろうから、意外とうまくいくんじゃなかろうか。今度試してみようかな。

 あとあれだ、今回はスリーブ力が高かったかも。ホロのスリーブを借りたおかげで謎のウルフパワーが宿った可能性が考えられます。いよいよギャルゲースリーブの投入を検討する時がきたのかもしれません。

 さてここでメンバーが減ったのでドラフトはお開き。のこった面子でEDHを1回まわして解散。すでに朝7時をまわっております。これからリミッツ予選なんですが・・・


 というわけで続く22日はリミッツゲートウェイ予選。シード権があると地区予選がだいぶ楽になるのでぜひ勝ちたいところ。しかし徹夜開けで仮眠すら取れぬまま会場入り・・・はたしてどうなる?

 で、どきどきのパック開け。出たレアが
   強情なベイロス
   マグマのフェニックス
   沈黙
   破壊的な力
   集団変身
   処罰の力線
という6枚。厳しい・・・少なくとも3枚は使い物にならず、ワイルドファイアを打てば自軍は壊滅だ。他のカードもなんとも微妙で、どうするよ?と悩んだ結果つくったデッキがこれ。

クリーチャー 12枚
 ラノワールのエルフ
 森のレインジャー
 ルーン爪の熊
 聖なる狼
 雲の精霊
 霊気の達人
 放蕩紅蓮術士
 チャンドラの吐火
 強情なベイロス
 蒼穹のドレイク
 針刺ワーム
 マグマのフェニックス

呪文 10枚
 巨大化
 送還
 稲妻
 マナ漏出
 チャンドラの憤慨
 耕作
 思い起こし×2
 睡眠×2

土地 18枚
 7 森
 7 島
 4 山

 適当にクリーチャーを並べ、スリープを連打してごまかすデッキ。マジックはカードパワーの勝負ではない、デッキパワーの勝負なのだ、という方針のもとに参加者14人のスイス4回戦に突貫だ。

ラウンド1 vs赤緑青
 1本目 いきなり同キャラ戦。カードパワーは相手のが高い。だが相手はそれゆえに若干重い構成になっていたため動きが鈍く、クリーチャー展開からのスリープで勝利。
 2本目 相手にダメージで先行され押し込まれてしまう。しかしフェニックスを呼んで膠着状態を作り出し、起死回生のスリープ!をリダイレクト!ぐぼあッ!負け。
 3本目 稲妻とチャンドラの憤慨を使いまわして攻勢を維持して勝利。

ラウンド2 vs青赤黒
 1本目 6ターン目に青タイタンを出されるも返しのターンからスリープ連打で勝利。
 2本目 6ターン目の青タイタンをマナリークで弾く。相手次のターンに予定通りのグレイブディガーでタイタン回収。自分次のターンに予定通りの思い起こしでマナリーク回収。相手が9マナ揃える間に態勢を整え、タイタンが降臨した返しのターンからスリープ連打で勝利。

ラウンド3 vs黒緑白
 1本目 記憶にないほど普通に敗北。
 2本目 タッパーに足止めされて攻めあぐねているうちに相手の場にハスクとスーパースケルトンが揃ってしまう。しかし相手が1度アタックミスをしてブロッカーがいなくなり勝利。
 3本目 ローヤルアサシン×2、タッパー等の連打をスズメバチやら稲妻やらでひたすら除去る。その甲斐あってティムが生き残り、チャンドラの憤慨の使いまわしとあわせて削りきり勝利。

ラウンド4 vs黒青赤
 1本目 執念の剣と黒タイタンにぼこぼこにやられる。
 2本目 ふたたび黒タイタンを出されるもブロック+チャンドラの憤慨で倒し、サイドから投入した海蛇で殴り勝ち。
 3本目 みたび黒タイタンを出され大ピンチ。ラストドローがスリープなら勝利のチャンスがあったもののドローは土地であえなく敗北。まあ仮にスリープだったとしても相手はドゥームブレイドを構えていたので勝ちの目は限りなく薄かったようだが。

 というわけで3-1の3位。残念ながらバイ獲得はなりませんでした。最終戦の相手にはちょっと勝てないかなという感じなので悪くないスコアだとは思いますが。チャンスはなかったわけじゃないけど、さすがにカードパワーが違いすぎました。まあしょうがないかな。

 ぼちぼち体力の限界を感じながらも引き続き6ドラに参加。取りきりということで思わず8枚もレアを取ったら当然デッキは弱体化。レアを取りつつデュエルも取るのが真の強者!と意気込んで勝負に臨みましたがあえなく1-2。このときのデッキは白青にタッチでファイアボール、ティム、分裂するスライムが入った4色デッキ。水晶球だのパシフィズムだの流しまくって作ったデッキなので構築の参考には全くなりません。今後も真の強者めざして精進あるのみです。真の強者はレア取りとかしないんじゃないかとも思いますがたぶん気のせいです。

 といったところで土日のマジックイベントは終了。いやお疲れ様でした。ではでは。


今回のシールド 3勝1敗
今回のドラフト  6勝3敗

今期のスタン      32勝36敗
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     31勝21敗1分
今期のドラフト      32勝30敗 (2010/8/22現在) 
 というわけでチーム戦に参加してきました。A席にシノックン氏(ドラン色ビッグマナ)、B席にBLUE RIVER氏(シャーマンと蔦のバント)、C席に私(赤バーン)という構成でチーム・ザ・シノックンを結成。私のデッキは以下です。

クリーチャー 18枚
 4 ゴブリンの先達
 4 地獄火花の精霊
 2 カルガの竜王
 4 地獄の雷
 4 ボール・ライトニング

呪文 17枚
 4 稲妻
 4 噴出の稲妻
 4 焼尽の猛火
 2 よろめきショック
 3 地震

土地 25枚
 4 沸騰する小湖
 4 乾燥台地
 1 広漠なる変幻地
 4 ぐらつく峰
 12 山

サイドボード
 4 テューンの戦僧
 2 躁の蛮人
 2 真髄の針
 4 チャンドラの憤慨
 3 平地

 メインは見てのとおり普通の赤単で、最近は危ないエンチャントが多いのでサイドに白を散らしています。躁の蛮人は主に首輪対策、針はジェイス等への対策として投入。チャンドラの憤慨はベイロスを焼くためのカードです。では実戦です。参加41チームのスイス7回戦。

ラウンド1 vsジャンド ○×○
 チーム1-0 個人1-0

ラウンド2 vsバント色ビッグマナ風コントロール ○○
 チーム2-0 個人2-0

ラウンド3 vs白ウィニー ○×○
 チーム2-1 個人3-0

ラウンド4 vsヴァラクート ○××
 チーム2-2 個人3-1

ラウンド5 vs窯ジャンドビート ○○
 チーム3-2 個人4-1

ラウンド6 vsジャンドコントロール ○○
 チーム4-2 個人5-1

ラウンド7 vs青白コントロール ○×○
 チーム4-2-1 個人6-1

 7回戦終わって41チーム中9位。チーム、個人ともにまずまずの成績でした。以前チームスタンに出たときは、0-2ドロップでチームシールドに流れる体たらくだったので、悲劇が繰り返されなくてよかったと思ってます。チームメイト、および同行した皆々様に感謝です。

 しかしなんですね、今回はじめてバーンデッキを試合で使ったんですが、やってることがマジックザギャザリングじゃないですね。まあそのへんも含めてマジックなのかも知れませんですが。事例をあげると、青白系コントロールに2度当たっているのに真髄の針を結局1回もサイドインしてないこととか。攻撃力の低下が怖くてサイドインできないって結構すごくないですか?なんというか、ある意味ソリティア系のデッキに近いものがあるのかも知れません。この1日だけで、個々のカードの役割やプレイングの手順など、いろいろなことに気づかされました。うまくまとめられそうだったらそのうち考察書くかも知れませんが、とにかく実戦投入してはじめてわかることってやはり多いなと。バーンデッキを使ったことがない方も、いちど大会で(この『大会で』ってのがたぶん肝)使ってみてはいかがでしょうか?なにか新しい発見があるかもですよ!ではでは!

てなわけで
本日のスタン 6勝1敗

今期のスタン      32勝36敗
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     28勝20敗1分
今期のドラフト      26勝27敗 (2010/8/8現在) 

 スタンの借金がだいぶ減ってきた。5割は目の前だ! しかし問題はむしろリミテッド・・・ どうしたものか・・・
さてさてさて、このたび2日連続でプレリに参加してきました。初日に引いたレアは

陽花弁の木立ち
余韻
極楽鳥
野生語りのガラク
虚空の力線
執念の剣

という6枚。なかなか良い感じ。でガラクと剣を中心に据えた緑白赤のデッキを構築したところ1回戦で青白の飛行系テンポデッキに当たりあっさり敗れる。飛行クリーチャーを展開されてダメージレースの先行を許してしまうと、地上のファッティを出しても捲れないケースが多いようだ。
 この結果をもとに青白赤でデッキを組み直し、そこから3連勝で初日は3勝1敗。飛行クリーチャーを2~3体並べればそれで勝てる試合ばかりであった。

 続いて2日目。レアは
 
霜のタイタン
ゴブリンの酋長(フォイル)
野生の喚起
圧倒する暴走
セラの高位僧
消えないこだま
トリスケリオン

以上7枚。タイタンとか強そうだしまあまあか。しかしほかのカードが弱く、青黒赤コントロール風のデッキを組んだもののあえなく3連敗。戦闘力のあるクリーチャーが少なかったこと、といって除去がそれほど強いわけでもなかったことが敗因か。要するにデッキが弱かったようだ。そこで3戦目終了後、同行したYAM氏の助言を受けて青白黒に路線変更し、最終戦はなんとか勝利して2日目は1勝3敗。残念である。

 2日間遊んだ感想としては、全体としてクリーチャーが強く、スペルが弱い印象を受けました。特に除去能力が貧弱になっているかんじ。除去でダメージをコントロールしながら盤面を作っていくようなデッキは相当強いカードプールでないと組めないようです。ということはコモンクリーチャーを並べて押していく系のデッキが標準になりやすいわけで、実はM10あたりと比べるとパックごとの貧富の差は小さくなっているような気がします。てことはリミテッド用としては何気に良くできたセットなんじゃなかろうかとか思ったり思わなかったりしました。まあ自分としてはクリーチャーの殴り合いが中心になるゲームはあまり好きじゃないので微妙なところですが。あとはあれですか、トリスケリオンがなんとも弱くて悲しかったですね。昔は結構強いクリーチャーだった気がするんですが、やはり時代の流れには勝てないのでしょうかねえ。いやはや。

というわけで
初日のシールド   3勝1敗
2日目のシールド  1勝3敗

今期のスタン      26勝35敗
今期のエクテン     10勝8敗
今期のブロック構築  1勝3敗
今期のシールド     28勝20敗1分
今期のドラフト      26勝24敗 (2010/7/11現在)
 さてさてさて、いよいよ仙台へ旅立つ日がやってまいりました。出来ればさくっと仕事切り上げて適当に寝てから出たかったんですが、世の中そうそう思い通りにはいかないもので、4日午後11時半帰宅、そこから小一時間ほどデッキ調整、5日午前2時に出発して同日午前7時に仙台入りという結構なハードスケジュールになってしまいました。まあ想定の範囲内ではあるんですけど、なかなかきついものがあります。今回の同行者はつくば周辺の仲間たち総勢10名。なにはともあれ、楽しい旅にしたいものです。

 デッキはファイブカラージャンド。毎日ちまちまと調整を続け、最終的にたどり着いたのが下の形です。もはやジャンドじゃないような気もしないでもないけど、血編みとトリナクスとブライトニングが入ってればとりあえずジャンドってことで宜しくお願いします。

クリーチャー 16枚
 2 貴族の教主
 4 芽吹くトリナクス
 4 血編み髪のエルフ
 4 包囲攻撃の司令官
 2 悪斬の天使

呪文 18枚
 4 荒廃稲妻
 4 大渦の脈動
 2 瀝青破
 1 遍歴の騎士、エルズペス
 1 ギデオン・ジュラ
 2 精神を刻む者、ジェイス
 4 予言のプリズム

土地 26枚
 4 怒り狂う山峡
 1 根縛りの岩山
 1 水没した地下墓地
 1 陽花弁の木立ち
 3 新緑の地下墓地
 2 乾燥台地
 1 湿地の干潟
 4 崩れゆく死滅都市
 1 野蛮な地
 1 ジャングルの祭殿
 2 森
 2 沼
 2 山
 1 平地

サイドボード
 1 強迫
 2 紅蓮地獄
 2 セドラクシスの死霊
 1 マラキールの血魔女
 2 復讐のアジャニ
 4 ゴブリンの廃墟飛ばし
 3 破滅の刃

 というものです。メインボードはさまざまな思惑がごった煮された結果こんな感じに。サイドは同型、バント、青白系に寄せてます。では実戦です。戦う前から疲弊してますがそこは気合でのりきる方針で、参加者905人のスイス9回戦に挑みます。

ラウンド1 vsエンドレスエイト
 1本目 鉱山を割れずコンボを決められて負け。
 2本目 鉱山を全部割って殴りきり勝利。
 3本目 アジャニで縛りつつミシュラで殴っているうちに追加5ターンに突入。ハルマゲドン狙いから火力攻撃に切り替えてぎりぎり勝利。

ラウンド2 vsジャンド
 1本目 マリガン後土地が止まって負け。
 2本目 ゴブリンチ2枚とジェイスで縛って勝ち。
 3本目 序盤トリナクスに削られながらもブライトニング2発打って相手の手札を空にする。そこから血編み、ギャンコマで捲る算段だったのだが、トップからゴブリンチが降ってきてプランが大崩れ。防御が間に合わずそのまま敗北。

ラウンド3 vs黒コントロール
 1本目 2ランドストップのうえに5ターン目ヘドロを喰らう。追加の土地も引けず心が折れて投了。
 2本目 ふたたび5ターン目にヘドロを喰らう。そこから互いにマナフラッドに陥り膠着するも、ジェイスを引き込んで手札を回復して勝利。
 3本目 2ランドストップのうえにみたび5ターン目にヘドロを喰らう。しかし今回はなんとか土地を引くことができ、いろいろ小細工を重ねて試合をひっくり返し勝利。

ラウンド4 vs蔦ジャンド
 1本目 ジェイスにパルスを打たせてギデオンで場を制圧、そのまま悪斬につないで勝利。
 2本目 試合内容を思い出せないが、なんとなく勝利。

ラウンド5 vsジャンド
 1本目 ヒル、トリナクス、ブライトニングと連打され敗北。
 2本目 1本目とほぼ同じ展開で敗北。軽カードの連打、特にヒルが厳しい。稲妻を抜いてしまった弊害なのだろうか。

ラウンド6 vsジャンド
 1本目 序盤トリナクス、血編みに攻め立てられるも、瀝青破からエルズペスをめくって盤面を立て直し、悪斬につないで勝利。
 2本目 ヒル、トリナクス、血編みと連打され敗北。
 3本目 相手ダブマリのところにゴブリンチを打ち込み、ギャンコマ召喚で勝利。このゲームは相手の土地が止まっていたにもかかわらず、先行して出されたヒルに苦しめられる展開になった。やはり軽クリーチャーが天敵である。

ラウンド7 vsヘルサンダー蔦ジャンド
 1本目 ヘルサンダーと蔦に削られつつも各種パーマネントを展開して勝利。
 2本目 ヒルと蔦に殴られて負け。
 3本目 2体のヒルに殴られる厳しい展開。血編みでおば賛美がめくれたところでダメージレースに持ち込めば勝機はあったのだが、プレッシャーに負けてブロックに回してしまう。このプレイが響き、1ターン差で先に殴りきられて敗北。ザ・練習不足。本体が強くないとビートダウンは使えないようです。無念です。

ラウンド8 vs白リアニ
 1本目 ジェイスとギデオンで固めて勝利。
 2本目 ハンデスしきれずリアニ十字軍出されて敗北。
 3本目 血魔女で場を膠着させてドローを進めるも土地ばかりで状況は好転せず。そのうちラスを打たれて場が平らになる。その返しにようやくジェイス。しかし何回能力を使っても手札は土地ばかり。結局軍部政変のソルジャーに殴られて敗北。

ラウンド9 vsエンドレスエイト
 1本目 境界石を2枚まとめてパルスで流し、時間を稼いで殴りきり勝利。
 2本目 相手の土地が止まったところにセドラクシスが降臨。ブライトニングとあわせてリソースを大量に削って勝利。

 というわけで5勝4敗で初日落ち。残念ですが妥当な結果だと思います。デッキ調整、練習量ともに不足していました。まあやれるだけのことはやったので悔いはありません。しかし同型に勝てない病をいまだ克服できないのは如何なものか・・・

 今回同行したメンバーの中からは一人が初日突破。仙台で再会した友人の中から数人が初日突破。2日目も頑張っていただきたいものです。試合後は牛たんを食べに行きたかったのですが時間が遅くて店が軒並みしまっていたため断念し、適当な飲み屋にはいって反省会をやって初日は終了。寝たのは結局午前4時位だったのかな。いや疲れたわ。

本日のスタン   5勝4敗

今期のスタン   26勝35敗
今期のエクテン  10勝8敗
今期のシールド  19勝12敗
今期のドラフト   24勝23敗 (2010/6/5現在)


 さてさてさて、2日目はシールド戦に参加。そんな真剣な大会じゃないくせにデッキ交換ありという珍しいイベント。チェックしたパックは、お持ち帰りレアはないけどかなり強いカードプール。これで十分だとか思いながら隣にカードを渡して使用するパックを見ると・・・・
 弱い。明らかに弱い。除去が薄いうえにクリーチャーの線も細い。やむなく青黒白の飛行系レベルアップデッキを構築、速攻作戦に望みをかける方針で。参加者50人ぐらいのスイス6回戦。

ラウンド1 vs黒緑青
 1本目 互いにクリーチャーを並べて膠着するも、白発動者が火を噴いて勝利。
 2本目 マーフォークロードでビートして勝利。

ラウンド2 vs赤緑黒
 1本目 クリーチャーを並べて攻勢をかけるも土地が詰まってしまい、1ターンに2回動けないまま捲られて敗北。
 2本目 場を固めて飛行クリーチャーで殴りだすも、スーパーインフェルノで戦線が崩壊して負け。この相手は俺がチェックしたパックだった。いや勝てないって。

ラウンド3 vs黒赤青
 1本目 飛行クリーチャーで攻め立てライフ残1まで削るも、記憶の壁に欠片の双子を張られて除去回収タイムが始まり敗北。
 2本目 全く記憶にない試合だが勝利したらしい。
 3本目 序盤から攻勢をかけるも絶妙のタイミングでよろめきショックを打たれ、攻めが止まってしまう。後続を引けないうちに巨術士が動き出し敗北。

ラウンド4 vs赤緑
 1本目 これまた記憶にない試合だが勝利したらしい。
 2本目 相手の土地が微妙にストップしている隙に勝利。聞くところによると5枚見て無色カードを手札に加えるを放ったら5枚全部土地だったらしい。

ラウンド5 vs赤緑黒
 1本目 レベルアッパーを並べて攻勢をかける。溶口を出されて膠着しかけるもクリーチャーの数だけ装備品でサイズアップしてイニシアティブを維持して勝利。
 2本目 互いのクリーチャーを除去りあって微妙に膠着した直後に緑発動者をトップされ敗北。
 3本目 2本目終了時で残り4分。重力の変容に期待してクリーチャーを展開し攻めていくがさすがに除去されてしまい引き分け。

ラウンド6 vs青白のち緑白
 1本目 こちらが順調に展開していくのに対し相手はマナフラッド。さすがに勝利。
 2本目 土地が詰まっている隙に攻められてしまいライフ残3まで削られる。しかし何とか土地を引きマーフォークロードで戦線を立て直す。その後よろめきショックを連打して逆転し勝利。

 というわけで3-2-1。このデッキでこのスコアならまあ十分です。負けたゲームは負けるべくして負けたと思いますし、構築、プレイングともに間違ってなかったと思いますので。収穫としてはクリーチャーの数だけ装備品が意外と使えるのが分かったことですかね。かなり重いうえに効果が安定しない気がするので今まで敬遠していましたが、軽いクリーチャーデッキなら十分戦力になるようです。ひょっとするとオーガ剣より強いまであるかもしれません。
 シールド戦は時間の都合等あったのでしょうドロップ者続出で、最後まで残った人には結構な賞品が行き渡ることとなりました。私は14位ということで、デッキケースやらスリーブやら大量に獲得。しばらくはスリーブに困らなそうです。

 これで全てのイベントを終え、会場を後にしたわけですが、つくばから同行した一人は見事13位に食い込み、仙台で再会した友人もベスト64に入りました。喜ばしい反面、自分の成績を思うとちょっと悔しいものがありますね。まだまだ修行が足りないようです。 

 というわけでグランプリは終了、帰りに念願の牛たん(これがまたうまい)を食し、上機嫌でつくばに帰るのでありました。皆々様有難うございました!


本日のシールド   3勝2敗1分

今期のスタン   26勝35敗
今期のエクテン  10勝8敗
今期のシールド  22勝14敗1分
今期のドラフト   24勝23敗 (2010/6/6現在)
 ゲームデイだと思って行ったら違ったようで。聞くと22日がゲームデイだったとのこと。休日出勤がなければのう。とそれは置いといてスタンダードの大会です。デッキはCCCで使ったジャンドの調整版。リストは以下。


クリーチャー 10枚
 4 芽吹くトリナクス
 4 血編み髪のエルフ
 2 若き群れのドラゴン

呪文 24枚
 4 荒廃稲妻
 4 稲妻
 4 大渦の脈動
 2 瀝青破
 1 遍歴の騎士、エルズペス
 1 ギデオン・ジュラ
 2 野生語りのガラク
 2 精神を刻む者、ジェイス
 4 予言のプリズム

土地 26枚
 4 怒り狂う山峡
 2 忍び寄るタール坑
 1 根縛りの岩山
 1 水没した地下墓地
 1 陽花弁の木立ち
 2 新緑の地下墓地
 2 湿地の干潟
 1 乾燥台地
 3 崩れゆく死滅都市
 1 野蛮な地
 1 ジャングルの祭殿
 1 断ち割る尖塔
 2 森
 2 沼
 1 山
 1 平地

サイドボード
 4 強迫
 2 精神腐敗
 2 セドラクシスの死霊
 2 マラキールの血魔女
 2 否認
 2 弱者の消耗
 1 無限に廻るもの、ウラモグ

 CCCで使ったのとほぼ一緒ですが、今回は基本地形を4種類にしてマナベースの安定化を図っています。タップインランドが増えて若干重くなった分はガラクで相殺する方向で。サイドは時間がなくて前回とほぼ同じ。否認の部分だけ変わってます。
 では実戦。参加19人のスイス4回戦。

ラウンド1 vsグリクシスコントロール
 1本目 消耗戦の結果1ターン差で勝利。
 2本目 ジェイスとギデオンで固めて勝利。やはりコントロールとの相性は良い。

ラウンド2 vs赤青窯スライ
 1本目 ゴブリンの先達と知恵の蛇サラカーにぼこぼこに殴られて負け。
 2本目 ゴブリンの先達と窯の悪鬼にぼこぼこに殴られて負け。デッキを作った時点で赤系との対戦は厳しいと思っていたけど予想をはるかに越えてだめでした。対策必須。

ラウンド3 vsジャンド
 1本目 トリナクス、血編み、ブライトニング、群れドラとつなげて勝利。
 2本目 双方マナフラッド気味の消耗戦から双方ハンドなしのめくり勝負になり結果として敗れる。
 3本目 2本目と似たような展開から血編み→精神腐敗、群れドラと連続でトップされ敗れる。

ラウンド4 vsジャンド
 1本目 ジェイスで固めて群れドラにつなげて勝利。
 2本目 良く覚えてないが敗北。
 3本目 3ランドストップの隙にばりばり動かれて敗北。やはりジャンドに弱いのだろうか。というかミラーマッチの練習をしてないのがいけないんじゃないのか?

 てなわけで1-3という情けない成績に終わってしまいました。敗因としては、

 ・サイドボードの調整不足。ちと適当すぎた。メインが対コントロールに向かっているわけだから、サイドは対ビートダウンに寄せないといけないはず。
 ・ミラーの練習不足。荒廃稲妻打たれて残すカードの選択とか、サイドの入れ替えとかもっと考えないと。
 ・ガラク。どうやら私は攻めるプレインズウォーカーが使えないらしい。どうせマナ加速しかしないんだったらランパンでも入れたほうがまだ強いような気がする。実際にランパンに変更するかといったらまた別の話だが。

 てな感じです。まあグランプリ前に欠点が浮き彫りになったのでこれはこれで良しとします。マナバランスの面ではそれなりに手ごたえもありましたし。あと2週間でどこまで仕上げられるか分かりませんが、これで負けるならしょうがないわと思える形には最低限もっていきます。なんとなく思いついたデッキをぶっつけ本番で投入する可能性も否定できませんが、その時はその時ということで。ではでは。

 追伸:大会後のドラフトを2勝1敗で終え、ようやく今期のドラフト成績が勝ち越しに転じました。これから星をのばしていきますよ!まずはエルドラージドラフト初の3-0を目指します!

本日のスタン   1勝3敗
本日のドラフト  2勝1敗

今期のスタン   21勝31敗
今期のエクテン  10勝8敗
今期のシールド  19勝12敗
今期のドラフト   24勝23敗 (2010/5/23現在)
というわけでCCCに参加してきました。デッキはなんちゃってジャンド続唱。リストは以下です。

クリーチャー 10枚
 4 芽吹くトリナクス
 4 血編み髪のエルフ
 2 若き群れのドラゴン

呪文 24枚
 4 荒廃稲妻
 4 稲妻
 4 大渦の脈動
 3 瀝青破
 1 遍歴の騎士、エルズペス
 2 復讐のアジャニ
 2 精神を刻む者、ジェイス
 4 予言のプリズム

土地 26枚
 4 怒り狂う山峡
 2 忍び寄るタール坑
 1 根縛りの岩山
 1 竜髑髏の山頂
 2 新緑の地下墓地
 1 湿地の干潟
 1 霧深い雨林
 1 乾燥台地
 4 崩れゆく死滅都市
 2 ジャングルの祭殿
 2 森
 2 沼
 1 山
 1 島
 1 平地

サイドボード
 4 強迫
 2 精神腐敗
 2 セドラクシスの死霊
 2 マラキールの血魔女
 2 不気味な発見
 2 弱者の消耗
 1 無限に廻るもの、ウラモグ

というデッキ。若干変な調整になってますが概ね普通のジャンドです。構築は好きなカードを適当に突っ込んで土地でつじつまを合わせる感じで行いました。色マナ供給のためのプリズムは何気に海対策もかねてます。サイドはハンデスを中心として適当につくりました。対人練習は一度もやらないままでの実戦投入ですが、腐ってもジャンドってことでなんとかなるんじゃないかと。では実戦です。参加者20人のスイス5回戦。


ラウンド1 vs黒単ハンデス系コントロール
 1本目 お互いマリガンからのスタート。土地×4、トリナクス×2で始めたら相手の強迫が空振ったりして労せずしてアドバンテージを取る。トリナクス展開後にジェイスを引き込んでコントロールして勝ち。
 2本目 相手マリガンののち1ランドストップで勝ち。

 黒単との相性は良い。トリナクスが大変強い。といってもヘドロとかくらうとかなり厳しいので、楽な勝負にはなかなかならないのが切ない。

ラウンド2 vs青白コロンビア
 1本目 ハンデスと除去でコントロールして普通に勝利。相手の引きが弱く、アドバンテージカードをほとんど打たれなかったのが幸いであった。
 2本目 これまたハンデスと除去でコントロールして普通に勝利。列柱が血魔女に突っ込んで来てくれる嬉しいアクシデントがなかったら勝負は分からなかったが。

 コロンビアは戦っていてかなり怖い。蔵の解放なんかもそうだが、ハンデスしきってもリアニをトップされると捲られてしまうので。普通の青白コンよりも相性は悪いように思う。墓地対策、もしくはカウンターをサイドに取ってもいいのかも。

ラウンド3 vs普通のジャンド
 1本目 ヒル、ブライトニング、血編み、群れドラと繋げられ順当に敗北。
 2本目 苗木トークンやらトリナクスやらたくさん並べて押し切って勝利。
 3本目 初手の土地がナヤ3色ランド、青緑フェッチ、島。思わず始めたら死ぬまで黒マナを引けず負け。練習不足がもろに出てしまった感じのマリガンミス。次回からこのパターンはマリガンの方向で。

 基本的に今回のデッキは純正ジャンドとの相性は悪いようで、サイドでそれなりに頑張らないとたぶん勝てない。色増やした分小回りは効くようになったが、それと引き換えにデッキパワーが下がってしまった感がある。ここは群れドラを増やすのが安定か、もしくはサイドから海投入か?といっても最近のジャンドは海を想定して組まれてる気もするし、どうしたものか・・・

ラウンド4 vs青白コントロール
 1本目 ハンデスとジェイスで牽制しながらミシュラで殴って勝利。
 2本目 ハンデスとジェイスで牽制しながら血魔女、ドラゴン、エルズペスで攻め立てて勝利。

ラウンド5 vs青白コントロール
 1本目 ジェイスで相手のドローに干渉しつつ血編みとトリナクスでじわじわ削る。残り6点のところで荒廃稲妻、稲妻と連打して勝利。
 2本目 相手の土地が詰まった隙に血魔女を出して攻め立てる。この序盤のリードをプレインズウォーカーで守って勝利。

 青白コンとの相性は割と良いようだ。ベースがジャンドということで基本的に良い相性である上に、サイドからハンデスを大量投入することでさらに相性が良くなる。ここで重要なのはプリズムの存在。基本的に海を落とすために強迫を投入しているのだが、プリズムがあると海から受けるダメージがかなり小さくなるため、無視してほかのアドバンテージカードを落としにいけるのだ。特にマインドスプリングを落とせれば大吉。このスロットは豊穣の痕跡という手もあると思うのだが、こっちは先に海を張られて出せなくなりそうで怖い。マナ加速の魅力は大であり、ミシュラに付けると圧倒的に強いので使ってみたいところではあるが。今度試してみるか。

 そんなこんなで最終成績4勝1敗と惜しい成績に終わった。しかし今回は5回戦を終えて全勝者なしという混戦模様の大会となり、優勝決定は4-1勢のタイブレークにゆだねられることとなった。しかもその結果なぜか自分が優勝してしまうという斬新な展開。いやびっくりだ。最近のスタンダードでは勝ち越しすらままならなかったというのに、何が起こったのだろうか・・・ 

 ともかく構築の大会での優勝は実に十数年ぶりなのですが、やはり嬉しいものですね。しかし十数年ぶりってなんなんですかね、ミラージュのころに地元の大会で優勝して以来なわけだけど、その間ずっとマジックつづけてるってことは今までの人生の半分はマジックと付き合ってるわけで、今後もしばらくは続けるだろうからああもう何が何やら。

 まあそれはそれとしてCCCでとうとう優勝できました!これは非常に嬉しい。全盛期と比べて参加者は少なくなってしまったけれど、自分にとって非常に思い入れの強い大会であり今後も盛り上がってほしいと思っているので、出来る限り参加し続けたいと思う次第であります。次回CCCはゼンディカーブロック構築ということで、好成績をおさめられるようさっそく準備にかかっていきます。しかしその前にグランプリに備えて練習せねば。今回のデッキも改良の余地がありそうだし、プレイング、サイドボーディングもつき詰めていかんとね。まだまだがんばりますよ!ではでは!


本日のスタン   4勝1敗
本日のドラフト  2勝1敗

今期のスタン   20勝28敗
今期のエクテン  10勝8敗
今期のシールド  19勝12敗
今期のドラフト   22勝22敗 (2010/5/16現在)
 思わずダイアリーノートにエントリーしてしまいました。さしあたっては先日のプレリの話を書いておきます。

 土浦にて行われたエルドラージ覚醒のプレリに参加しました。エルドラージ覚醒×6のシールド。初日のデッキは以下です。

クリーチャー 12枚
 胞子頭の蜘蛛
 薄暗狩り
 バーラ・ゲドの蠍
 ゾフの影
 魂うねりの精霊×2
 コジレックの捕食者
 オンドゥの巨人
 エムラクールの孵化者
 溶口
 ウラモグの破壊者
 コジレックの職工

呪文 10枚
 血の復讐
 熱光線×2
 最後の口づけ
 よろめきショック
 消耗の蒸気
 死骸孵化
 成長の発作
 戦争売りの戦車
 猪の陰影

土地 18枚
 進化する未開地
 沼×6
 森×6
 山×5

 除去で序盤を耐え、マナ加速からエルドラージにつなぐという、おそらくみんなが考えるデッキタイプです。レア的にはとりあえず、消耗の蒸気がおいしいですね。では実戦です。参加者28名のスイス4回戦。

ラウンド1 vs緑白
 1本目 除去で相手の攻勢を捌き、溶口とスポーンでコントロールして勝利。実は最初のデッキ構築の時点では土地が19枚で、エムラクールが入っていた。しかしエムラクールは引かないままに壮絶なマナフラッドに陥り苦戦してしまう。しかも15マナ到達前にデュエルは終了。このデュエルをもってエムラクール様にはご退場いただいた。15マナはさすがに夢であった。
 2本目 ダメージレースに先行され、結構ライフを削られてしまう。かなり危ないところだったが、緑発動者を起動される寸前にウラモグの破壊者が殴り出して勝利。

ラウンド2 vs緑白赤
 1本目 相手の土地が詰まっているうちにこちらのエルドラージが降臨、そのまま勝利。
 2本目 1本目と似たような展開で勝利。感想戦で聞いてみたところ土地17枚だったそうだ。赤緑系は17だと若干少ないんだよね。カード見せてもらったら不死の天使と巨術士を持っておられたので18でいいのでは?と提案して何本か遊んでみたらあっさり天使出されてぼこぼこにされたりした。危ない危ない。

ラウンド3 vs青白
 1本目 レベルアッパーと飛行クリーチャーの攻勢を除去で凌ぎ、溶口とエルドラージを出して勝利。
 2本目 よろめきショック、蠍、溶口で場を制圧して勝利。

ラウンド4 vs赤青緑
 1本目 よろめきショック、コントロールマジックでアドバンテージを取られ、ドレイクの陰影つきクリーチャーに殴られて敗北。
 2本目 1本目と似たような展開で敗北。このマッチは両者とも同じ戦略のデッキだったのだが、青と黒の違いが相性差となって現れたように思う。こちらが除去で攻めを捌いてのエルドラージだったのに対して、相手はドロー加速からのエルドラージ。ということはこちらの除去が腐りやすい相手だったわけで、メインのままではほぼ勝てなかった筈。2本目からは青白赤あたりに色を変えて、ビートダウン戦略に移行するべきだった。残念である。

 というわけで初日は3-1。28人中3位でした。初日の感想としては、
・地上は基本的に膠着する。相手より早くエルドラージを出すか、飛行クロックを並べるかの2つが主な勝ち筋になりそう。
・色マナ拘束がゆるいカードが多いので、基本3色環境。弱いカードを入れて2色にまとめるより3色で強いカードをたくさん入れた方が強そう。
・8マナのエルドラージはそこそこ出せて、出れば結構勝てる。9マナのはぎりぎり出せるけど、出ても殴りにいけるか微妙。しかし能力が強いのでマナが豊富なら入れて可。そこから上はかなり厳しい感じで、出す前に負けることが多そう。

 といったところです。初日は賞品に5パックを獲得、リンヴァーラと復讐蔦が出てラッキーでありました。明日も良いパックに恵まれますように。

 本日のシールド 3勝1敗

 今期のスタン 11勝22敗
 今期のエクテン 10勝8敗
 今期のシールド 16勝11敗
 今期のドラフト 11勝15敗  (2010/4/17現在)

 さて間髪いれずに2日目。レギュレーションはきのうと同じ。以下デッキリストです。

クリーチャー 12枚
 飛び地の暗号術士×2
 空見張りの達人
 岸壁安息所の騎士
 コーの綱投げ
 ハリマーの波見張り
 暁輝きの発動者
 敬慕される教師
 海門の神官
 マキンディのグリフィン×2
 コジレックの職工

呪文 10枚
 血の復讐
 刺し込む光
 最後の口づけ
 逆行
 消耗の蒸気
 先読み
 ドレイクの陰影
 繰り返すひらめき
 夢石の面晶体
 号泣の石 

土地 18枚
 進化する未開地
 島×6
 平地×6
 沼×5

 というデッキです。昨日とはうって変わってウィニー路線。ルーターでカードを回しつつ飛行クリーチャーを展開、除去でダメージをコントロールしながら殴り勝つプラン。スーパー精神石からのエルドラージ召喚もでき、号泣の石という必殺兵器もあるため長期戦になっても十分戦えるはず。あと今日も人知れず消耗の蒸気を引いていたりして大変おいしい。カードプールにはウラモグも居たんですが、昨日の教訓をいかして仲間にしない方針で。では実戦です。参加者30人のスイス4回戦。

ラウンド1 vs赤緑白
 1本目 ルーターから展開し、猪の陰影がついた相手クリーチャーを消耗の蒸気で除去、号泣の石でごりっと削って勝利。
 2本目 これまたルーターから展開し、テンポ良くクリーチャーを並べて押し切り勝利。

ラウンド2 vs赤緑
 1本目 スポーン花からエルドラージを高速召喚されて大ピンチ。しかしこちらには4点分の飛行クロックがある。チャンプブロックでターンを稼いで何とか削り切りたいところだったが、後続にマンティコアがあらわれ敗北。
 2本目 こちらの空に巨大なクロック、相手の地上に巨大なクロックがある状態になる。ダメージレース的に先に死ぬのは自分だったのだが、ここでこちらにマナフラッドが起こり、なんと白発動者が間に合ってしまう。そのまま空から殴り勝ち。
 3本目 サイドインしたハンデス2本が火を噴き相手のクリーチャーを根こそぎ落とすものの、こちらの土地が1ターン詰まった隙に緑発動者、オンドゥの巨人と連続でトップされ押し込まれてしまう。持ち直す前に相手は8マナに到達、発動者起動されて負け。

ラウンド3 vs緑白黒
 1本目 こちらの飛行と相手の地上との殴り合いを制し1ターンの差で勝利。
 2本目 場を膠着させて号泣の石を置いた返しにスーパー燻しを打たれて一気にライフを削られる。しかし手札に残しておいたクリーチャーを展開、チャンプブロックで凌ぎつつ号泣の石を起動、1ターンの差で削りきり勝利。

ラウンド4 vs白黒
 1本目 軽量クリーチャーを高速展開され押し込まれるも、スーパー精神石からエルドラージを呼んで場を立て直し、号泣の石で削り勝ち。
 2本目 相手は早いデッキなので精神石とエルドラージはサイドアウト。ハンデスと死骸孵化をサイドイン。死骸孵化の黒黒はきついけど仕方ないところ。しかしまたもや軽量クリーチャーを高速展開され押し込まれる。なんとか挽回を図るも、ブロッカーを死骸孵化されたり、タッパーを蠍に倒されたり、相手のハスクの前に死骸孵化が腐ったりといいところなく敗北。
 3本目 蠍対策、および地上戦力の強化をはかりシェイドを2枚サイドイン。これまでは赤緑系との対戦が多かったため活躍の機会がなかったが、小粒なウィニー相手ならそれなりに仕事をすると踏んでの投入である。試合は案の定軽量クリーチャーを高速展開され押し込まれる。2本目と同様にスポーンとハスクを並べられ危険な場になるが、除去とシェイドでなんとか耐えながら号泣の石を置くところまで漕ぎ付ける。すると相手はその返しにクリーチャーを2体召喚してきた。このまま何も出来なければ次のターンのアタックで死んでしまう。
 しかしここで消耗の蒸気をトップデック。まさに起死回生のドローだ。即座にキャストしてライフを引き上げ、シェイドパンプ用のマナを残してターンを返す。続く相手のターン、場にはクリーチャー3体、フルアタック。シェイドでハスクをブロックしたところ、相手は何を思ったか、クリーチャーを1体サクリファイスしてきた。これは僥倖とばかりにシェイドをパンプして美味しく頂く。そのままターンが帰ってきて、アップキープに消耗の儀式を反復、相手クリーチャー全滅。ドローは土地だったがボードは有利。シェイドパンチ、エンド。相手のターン、シェイドに壁化オーラを張ってエンド。ここで号泣の石起動、9枚削る。私のターン、号泣の石起動、18枚削る。これで相手のライブラリーが空になり、次のターンにドローアウトにて勝利!

 というわけで2日目も3ー1。順位は30人中4位でした。2日目の感想は、
・号泣の石が恐ろしく強い。6マナ設置の5マナ起動というのは相当な重さだが、全体的に遅い環境であるためこれが間に合わないことはめったにない。いったん場に出してしまえば、まかり間違えば1回、おおむね2~3回、多くても4回起動すれば勝ち。この環境のリミテッド最強カードの一角であるのは確実。ドラフトでは見たら取るべし。
・他の環境と比べてバウンスが強い。理由は各種オーラおよびレベルアップ能力でクリーチャーを強化して戦線をこじ開ける戦いになりがちであるため。
・赤黒系のデッキを使っている時には、オーラを警戒したプレイングが必要。除去は極力構えるのが吉。たとえば先手3ターン目のメインフェイズ、相手は緑系デッキで、場に2/2が居るとする。ここで手札にインスタント除去(熱光線、最後の口づけとか)があるなら、何か3マナクリーチャーがあるとしても出さないほうが得策である。次のターンに相手が猪の陰影を張ってくるケースは結構多い。
・オーラを使う側としては、相手がタップアウトした隙に出すことが重要。付けないと死んでしまうようなケースを除いては、オーラの使用はぎりぎりまで引っ張るほうが良い。

 といったところ。2日目は賞品で4パックを獲得、もらったパックでドラフトに参加しました。ドラフトでは青白のレベルアップ飛行デッキを狙ったもののクリーチャーが思うように取れず苦しいピックになりました。しかし2ー4or5で重力の変容を手に入れてデッキが一気に強化され、3-2で流れてきた巨術士を加えて青白緑のデッキが完成。2連勝で決勝に進みましたがやたら強い赤緑に当たって2位止まり。出たレアは良くありませんでしたが、上位進出でプロモのエムラクールを獲得しました。はやくもエムラクール4枚になっちまった。どうしてくれようか。
 それはさておきこの環境は、ゼンディカーあたりと比較して個々のカードパワーが拮抗しており、何をピックするかの判断が難しいように思います。カードの色拘束が薄いこともあり、メインの2色を中心に他の色も手広く取っておき、見えてしまった爆弾カードを使えるように構えると良いのではないでしょうか。なんというか、1パック目で赤緑を志向したピックをしながらも、2パック目、3パック目のどこかでドラーナが出る可能性、不死の天使が出る可能性、マゴーシのスフィンクスが出る可能性の全てを考慮して、どれが出ても使えるようなピックを心がけるみたいな感じで。と書くと難しいですが、協調の価値が過去の環境よりも低いんじゃないかということです。ゼンディカーブロックのドラフトが苦手だった私には嬉しい仮説ですが、はたして当たっているのでしょうか。今後の研究に期待ですね。

 今回のプレリはシールド、ドラフトともに久々に勝ち越せました。全くといっていいほど勝てなかったゼンディカー環境がようやく終わったので、これから調子を上げていきたいと思っております。しかしスタンダードがやばい。どうするか。まあなんとかなるか。ではでは。

 本日のシールド 3勝1敗
 本日のドラフト 2勝1敗

 今期のスタン 11勝22敗
 今期のエクテン 10勝8敗
 今期のシールド 19勝12敗
 今期のドラフト 13勝16敗  (2010/4/18現在)

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